そんな彼なら捨てちゃえば?
2009年/アメリカ
アメリカの‘草食系男子’
総合 70点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
「彼はあなたに関心がない」という意味の原題と前半のストーリー展開から私はこの物語はゲイの男たちとゲイでもいいから何とか恋愛関係に持ち込もうとする女性たちの不毛な葛藤を描いているのかと想像したのだが、結局どうやらゲイのように見える主要な男性陣は日本でも話題になっている‘草食系男子’ということなのだろう。アレックスはジジに、ニールはべスに、コナーはメアリーにはっきり言われて初めて自分の本当の気持ちが分かるようになる。最もベンのように欲張ってしまい妻のジャニーンと愛人のアンナの2人とも失ってしまうこともあるのだが、ジジの持つポジティブさこそが唯一人生を開拓する切り札なのだと思う。
しかしこのアメリカの‘草食系男子’という存在がこの作品特有のものなのか、あるいは今ではアメリカにおいても‘草食系男子’が増殖しているのかどうかがよく分からない。
やっぱり日本人として気になる部分は作品冒頭に現れた日本の女子高生と思われる2人の会話である。チャイニーズ訛りの日本語も気になったが、生物か保健体育の授業か、あるいは官能小説の朗読以外で女子高生の口から‘乳房’という言葉が出ることはありえないと思うのだが、そんな疑問を感じているのは私だけなのだろうか? なかなかハリウッド映画に‘普通’の日本人が出てこないよね。
外国人ミュージシャン次々と作品 尾崎豊や広瀬香美などをカバー(産経新聞) - goo ニュース
外国人ミュージシャンがJ-POPのカバー曲を相次いでリリースするらしい。Allister
のメンバーだったスコット・マーフィーはJ-POPの事を「世界に通じる名曲」と言い、
Megadeathのメンバーだったマーティ・フリードマンは「J-POPはもはや日本だけの
音楽ではない。グローバル(Global)のG-POPにするべきだ」とまで提案している。
自分の国の音楽を褒めてもらうことは嬉しいのではあるが、不思議なことに彼らの
制作したCDの購買対象としているのは“世界”ではなくて日本人だけである。“世界
に通じる”はずなのに決して彼らのCDがビルボードを賑わせることがないのは何故
なのだろうか?それともマンガと同様これからJーPOPの時代が来るのだろうか