Albert Hammond - For The Peace Of All Mankind (Songbook Tour, Live in Berlin 2015)
テレビで流れていたDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」のピアノヴァージョンを
何気なく聴いていて、昔似たような曲があったなと思って調べてみたらアルバート・ハモンド
(Albert Hammond)が1973年にリリースしたアルバム『The Free Electric Band』に
収録されている「落葉のコンチェルト(For the Peace of All Mankind)」にそっくりで
どうやらネット上では常識らしい。両曲とも20年以上聴いていながら今まで気がつかなかった
自分自身の感性の鈍さに驚いている。以下、和訳。
「For the Peace of All Mankind」 Albert Hammond 日本語訳
君は僕をすっかり夢中にさせ
他のことを考えなくさせた
あの夜通しの出来事は
その時は必要だったんだ
出会いがあれば別れもあることは
詮索するまでもない
疑う隙もないことだけれども
君がとっても素敵であることを
僕はどうやって知ることができたのだろうか?
平穏のために、安心のために
2人(All Mankind)の平安のために
君は行ってしまうのか?
君は立ち去ってしまうのか?
君は僕の心から消えてしまうのか?
君は立ち去って寝室のドアを閉めて
全てを以前のように何もなかったようにしてしまうのか?
余りにも多くのことがあっという間に過ぎ去り
酷過ぎて1週間過ぎるまで僕にはピンと来なかった
もしも僕が素早く行動していれば
窮地を脱していたかもしれない
内緒で君が電話番号を走り書きしていないかどうか
僕は周囲を見まわしてみたけれど
君が残していったものは
ただ指紋と思い出だけだった
平穏のために、安心のために
2人の平安のために
君は行ってしまうのか?
君は立ち去ってしまうのか?
君は僕の心から消えてしまうのか?
君は立ち去って寝室のドアを閉めて
全てを以前のように何もなかったようにしてしまうのか?
平穏のために、安心のために
2人の平安のために
君は行ってしまうのか?
君は立ち去ってしまうのか?
君は僕の心から消えてしまうのか?
君は立ち去って寝室のドアを閉めて
全てを以前のように何もなかったようにしてしまうのか?
「For the Peace of All Mankind」を「全人類の平和のために」とする訳は、間違ってはいない
のだが、それでは歌詞の内容と合わない。ここでは恋人という「2人だけの世界」とし、その中の
人類と捉えることで2人と和訳した。
2016年4月13日に放送されたBS-TBSの「SОNG TО SОUL」において
アルバート・ハモンド本人が「落葉のコンチェルト」は女優のテリー・ムーア(Terry Moore)と
自分の関係について歌ったものだと語っていた。ムーアは当時50歳だとハモンドは言っていたが、
ムーアは1929年生まれだからリリース日と合わせて勘案するならば、2人が付き合っていた
当時ムーアは43歳くらいである。
Dreams Come Trueさん『LOVE LOVE LOVE』の歌詞
ラブラブラブ
words by ヨシダミワ
music by ナカムラマサト
Performed by ドリームズカムトゥルー