三島由紀夫、63年のノーベル文学賞候補だった(読売新聞) - goo ニュース
63年に推薦された候補は三島由紀夫を含めて80人、この中には4人の日本人がおり、
61年から推薦されていた川端康成と、58年から候補リストに名前があった谷崎潤一郎、
詩人の西脇順三郎の3人が残っていた。選考委員会は、川端について「賞を与えるには
時期尚早」、谷崎については「日本の意見では文学界の重鎮として確固たる地位にあると
いうが、委員会は違う考えを持っている」と記し、西脇については具体的なコメントが
なかったようだ。実際に、川端は1968年に受賞したのだが、三島は1970年に自殺
してしまう。川端も72年に自殺してしまい、結局、三島は文学者として評価されなかった
ことが、川端は評価されたことに対するプレッシャーが原因とも言われている。2013年
12月29日にBS-TBSで放送された「ドナルド・キーン×瀬戸内寂聴 ニッポン不易流行」
という対談をたまたま見ていたのであるが、もしも三島がノーベル文学賞を受賞し、川端が
受賞していなかったら、2人とも自殺することはなかったという2人のコメントに納得して
いたところだった。