MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

若さゆえ

2009-08-21 00:01:57 | Weblog

逮捕後2時間半死んだふり、母の声で「生き返る」 堺(朝日新聞) - goo ニュース

 この“死んだふり”を巡る攻防が面白い。私は医療のことは詳しくないのでよく

分からないのであるが、取り押さえると同時に目を閉じて倒れこんで動かなくなった

容疑者に対して、病院で検査をするとしても尿道にカテーテルを挿入する検査まで

するだろうか? “尿道にカテーテル”は明らかに“死人”を目覚めさせる“特効薬”

だったと思うがそれでも目覚めなかったのはたいしたものである。しかしその後が

やはり22歳の若き故の甘さを露呈してしまっている。村松雄二は「眠たかったから

寝ていた」と供述しているが、つまり“眠たい”という意識はあった事になってしまい、

本当は寝ていなかったことになってしまうのである。


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自分が怖い

2009-08-20 00:14:42 | Weblog

首相、希求を「ききょう」と読み間違え 戦没者追悼式で(朝日新聞) - goo ニュース

 麻生は本当に読み間違えたのだろうか? 麻生は全国戦没者追悼式の式辞で、

「国際平和を誠実に希求する国家として、世界から一層高い信頼を得られるよう、

全力を尽くしてまいります」の「希求(ききゅう)」を「ききょう」と読み間違えたらしいの

だが、本当は“希求”ではなくて“奇矯”ではないのだろうか? 「国際平和を誠実に

奇矯する国家」であるならばこれまでの麻生の奇矯な言動と合致することになる。

これまで散々麻生の言動をあげつらってきたがいつの間にか麻生の言いたい事が

分かるようになってしまった自分が怖い。


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『ココ・シャネル』 0点

2009-08-20 00:04:08 | goo映画レビュー

ココ・シャネル

2008年/アメリカ

ネタバレ

余りにも中途半端

総合☆☆☆☆☆ 0

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 ココ・シャネルの生涯を描いた作品ということで観に行ったのだが、多少なりともシャネルの人生を知っている人ならば全くもの足りなく感じると思う。
 波乱万丈のココ・シャネルの人生を2時間強で描くことには無理があることは分かる。だからこの作品ではシャネルの2つの恋愛を中心に描いたことも理解はできる。しかしその選択が間違っていると思う。私が把握している情報が間違いでなければシャネルはエチエンヌ・バルサン将校と結婚する意志はなかったはずである。シャネルが本気で結婚を考えたのは自動車事故で亡くなったアーサー・カペル(Arthur Capel)とイラストレーターのポール・イリブ(Paul Iribe)だけだと思うが、何故かポール・イリブが出てくることはなく、エチエンヌ・バルサンとの不自然な‘情事’とアーサー・カペルとの不自然な‘純愛’が描かれている。
 日本ではこの作品は劇場で公開されているが、そもそもテレビ映画であるのだから、138分という上映時間を思いっきり延ばして3部作くらいにしてでもココ・シャネルの生涯を正確に描いてもらいたかった。これほど映画にするだけの甲斐のある生涯はなかなかないのだから。『ココ・アヴァン・シャネル』を観に行くのが不安になっている。


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布施博について

2009-08-19 00:10:21 | Weblog

古村比呂離婚、DVや女性問題否定せず(日刊スポーツ) - goo ニュース

 たまたま古村比呂がテレビの生放送「ミヤネ屋」に出演していたのを見たのだが、

離婚できたことが嬉しくてしかたがなくて笑いが止まらない様子が印象的だった。

そもそも彼女は何故布施博を結婚相手に選んでしまったのだろうか?私は布施博

という男が信用できない。ドラマや「伊藤家の食卓」などで“良き夫”を演じているが

本性はイタイ男だと思う。才能もないのに劇団を創設して話題になったことといえば

女性劇団員の顔を怪我させたことだけだったし、今回の離婚も調停までしたのに

それでも布施は一度も姿を見せないという往生際の悪さは男として情けないとしか

言いようがない。布施博は自分自身を過大評価している傲慢な男だと思う。


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アイデンティティー・クライシスについて

2009-08-18 00:10:27 | Weblog

ボブ・ディラン職質…知らなかった?若い警官(読売新聞) - goo ニュース

 本当にこの若い2人の警官はボブ・ディランのことを知らなかったのだろうか?

私はアメリカにはけっこうボブ・ディランのような風体をしたホームレスは沢山いる

ように思う。だから身分証明書を持っていない以上ボブ・ディランはたとえ本人で

あっても疑われても仕方が無い。私などはボブ・ディランの曲もよく分からない。

違う曲が似ているということはどのミュージシャンでもあることだろうが、同じ曲で

あるにもかかわらず、違う曲に聞こえることがボブ・ディランの場合にはよくある。

たとえば「風に吹かれて(Blowin' in the Wind)」という有名な曲があるが、スタジオ

録音ヴァージョンとライヴヴァージョンでは全く違う曲のように聞こえる。おそらく

本人の「風に吹かれて」だけを集めて1枚のアルバムが作れるほどそれぞれ感じが

違うのでボブ・ディランの所属レコード会社には制作することを勧める。


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『セントアンナの奇跡』 100点

2009-08-17 23:45:17 | goo映画レビュー

セントアンナの奇跡

2008年/アメリカ=イタリア

ネタバレ

理屈を凌駕する‘美しさ’

総合★★★★★ 100

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 最初は第二次世界大戦下のイタリアに送られたアフリカ系アメリカ人で構成された、第92歩兵師団‘バッファロー・ソルジャー’の実話をスパイク・リーが監督したということで、‘告発’のようなものかと思っていたが、そんな単純な作品ではなかった。
 作品冒頭の謎の殺人から、兵士が緊張しながら行進していくシーンを経て、最後の浜辺の美しいシーンまでスパイク・リー監督の集大成といってもいいと思う。まさかこのような戦争映画でフランク・キャプラ(Frank Capra)監督作品の『素晴らしき哉、人生!(It's a Wonderful Life)』(1946年)や『ポケット一杯の幸福(Pocketful of Miracles)』(1961年)のようなテイストのファンタジーが観れるとは思っていなかった。
 この作品において‘奇跡’とは何だったのか意見の分かれるところではある。へクターが宿命の相手に出会ったことなのか、アンジェロが偶然へクターの事件に関する記事が書かれていた新聞を目にしたことなのか? 私は、プリマヴェーラの彫像の‘白人女性’の頭部を黒人のサム・トレイン上等兵が美しいと感じて、あの過酷な戦闘の中で壊さずに守り続けたところだと思う。‘美しさ’が理屈では諭されないトレインに大きな力を与えたように感じた。


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死亡説?

2009-08-17 12:01:19 | Weblog

大川総裁の不出馬撤回、比例近畿で擁立へ(読売新聞) - goo ニュース

この人たちは何をしているの? 本当に何がしたいの? 「総裁の意向を十分確認

していなかった」と言い訳しているが、出馬しないそもそもの理由は「総裁自身が

勝ち負けの世界に入っていくことには問題がある」ということだった。出馬をすると

いうことは“勝ち負けの世界に入っていくこと”に問題がなくなったということになる。

仏法真理を信条としている宗教団体の総裁が、自身の信条をちょこちょこと変えて

しまっていいのであろうか? これは幸福実現党の存続のみならず幸福の科学

の存亡の危機でもある。何故大川隆法総裁自身の口から説明がないのか?

もしかするとこれは総裁の生存の確認が必要な事態なのかもしれない。


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『G.I.ジョー』 80点

2009-08-16 23:04:51 | goo映画レビュー

G.I.ジョー

2009年/アメリカ

ネタバレ

強烈なアイロニー

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 最初からストーリーなど期待せずに観に行ったのであるが、意外と物語は皮肉が効いていて面白かった。次々と繰り出される最新兵器に圧倒されてしまい、それだけでも楽しめるのでストーリーはどうでもいい感じではある。
 物語は400年前のフランスから始まり、同じ家系が同じ仕事をしているということは儲かるからであろう。つまり戦争で一番利益を得る者は決して勝者ではなく‘武器商人’たちなのである。‘武器商人’たちは‘G.I.ジョー’側が勝とうが‘コブラ’側が勝とうが関係ない。‘武器商人’たちはとにかく自分たちが開発した武器を使って戦い続けてくれればいいのである(ついでに言うならばそんな派手な戦闘シーンを喜んで観ている私たちがいてくれればいいのである)。だから世界最悪のテロ組織である‘コブラ’が敗れても、その代わりをアメリカ大統領が担ってくれればいいというラストシーンも強烈な皮肉である。
 それにしてもなかなかハリウッド映画には出てこないよね、‘普通’の東京が。場違いの2人の‘忍者’にも違和感を感じないわけではないが、兵器がリニューアルされてますます強力になっていく中で、そのような兵器の進歩とは関係なくあくまでも精神や肉体の鍛錬に徹する武道をストーリーの中に組み込むことで、兵器と武道の2つの相反するものをコントラストで引き立てるという映像を作る上でのテクニックとしては高く評価できると思う。


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瓜二つの政党

2009-08-16 00:20:38 | Weblog

大川総裁の出馬取りやめ=幸福実現党(時事通信) - goo ニュース

 それにしても幸福実現党の迷走振りは甚だしいものがある。「他党の候補者の中

には幸福の科学の信者もおり」と言っているが、それならば何故幸福実現党から

出馬しないで他党から出馬してしまうのだろうか? 「総裁自身が勝ち負けの世界

に入っていくことには問題がある」というコメントはさらに深刻だ。そんなことは出馬

する前に判断できることであるし、どうやら大川隆法総裁には自分の意志という

ものがなくて周囲の人間の言われるがままに行動しているようだ。確かに今日まで

大川総裁の口から具体的な政策を聞いたことがない。総裁の“操り人形”的な

雰囲気が自民党とカブってしまっている。瓜二つの政党があっても仕方が無い。


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健闘を祈る

2009-08-15 00:10:40 | Weblog

ピンクパンサー(?)による宝石強奪、手口はまるでルパン三世――ひまだね英語(gooニュース・ひまだね英語) - goo ニュース

 大衆紙「サン」の見出しとしてつけられた“This is a stick on”を“This is a holdup”と

いう常套句と比較して、そのダジャレの面白さを加藤は説明しているのであるが、

はっきり言って説明不足だと思う。“This is a holdup”が“強盗だ!”という意味である

ことは間違いないが、“This is a stick on”の“(マスクを)貼り付けているんだぞ!”

という意味と比較する場合、“This is a holdup”は“(強盗をするために)ストッキング

を被っているんだぞ!”と訳さなければ、“This is a stick on”というダジャレの本当

の面白さが伝わらないと思う。私は加藤祐子を責めるつもりはない。これはダジャレ

であっても文学の問題だからである。ただ“検討”を祈る、というのもダジャレ。


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