寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

前期魯山人風すき焼き(野菜の巻)

2011年03月07日 | 食材
牛肉を食べ終わったところで野菜の調理に入る。鍋に少し出汁を張り、野菜(や焼き豆腐など)を投入し、酒、味醂、醤油で味を調える。畑から抜いてきた青ねぎを使うと舌の喜びも倍増する。

野菜を片付けたらまた肉を焼く。この繰り返しが魯山人風すき焼き(前期)である。ちなみに後期はしゃぶしゃぶ風で、出汁割り煎り酒に肉をつけて食べるのがシブい。こちらも砂糖不使用でごった煮を避けている。

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前期魯山人風すき焼き(肉の巻)

2011年03月07日 | 食材
上質の牛肉をしゃぶしゃぶにするか、それともすき焼きにするかでいつも迷う私だが、今回は明確にすき焼きと決めていた。しかも関東の割り下ではなく、魯山人風(前期)でいこうと。

京都出身の魯山人が愛したすき焼き(砂糖不使用)を15年前に某料理雑誌で見た時には本当にびっくりした。中島貞治さんの解説では鍋に牛脂を十分に溶かし牛肉を焼き、酒、味醂、醤油(の順)で味付けする。ここに野菜を入れないのがミソ。

甘みを極力抑えたすき焼きを20代の頃にはさほど評価していなかったが、今ではこの調理法の虜になっている。肉の焼き過ぎに注意することと大量投入を避けることがポイントだろう。

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