日曜日にトヨタ博物館にチビを連れて行ってきた。
何とコレだけ近い距離にありながら、行くのは初めて。
ここは俺が大学生の頃にできたのだが、その学校ってのが多分トヨタ博物館から一番近い大学。元々豊田市の鞍ヶ池と云う所にある施設(現在もトヨタ鞍ヶ池記念館として残っており、こちらは『トヨタ自動車』という会社の歴史を展示紹介するのがメインの様だ)の、車両展示を移設するスタイルで造られたと記憶している。
鞍ヶ池にはそれ以来行った事が無いが、当時は大学の通学途中に位置しており、施設(公園)全体が無料だったので、一人で芝生に寝転がりに行ったり、当時の彼女と無料の動物園・植物園に行ったり。また峠・・・と表現したら良いのか、一応小僧が集まる様なワインディングがあったので、レースとかには全く興味は無かったのだがバイク乗りの身だしなみ的(?)に走ったりもしていた。
その鞍ヶ池の一角に、このトヨタ博物館の前身的な存在の施設があり、ここも無料だったので良く行ったものだ。
2000GTが好きだったのだ。記憶がかなり曖昧だが、確か2台置いてあった様な気がする。
別に旧車が好きな訳でも無くて、俺は「スーパーカー少年」であり「サーキットの狼世代」だったのである。
当時好きだったのはカウンタックLP500とかポルシェ・ターボ、ロータスヨーロッパ、ディーノ246GTだが、当たり前だが街中を走っている姿は見る事はできなかった。
身近な憧れとしては、やっぱり国産車。トヨタ2000GTは当時ですら既に「幻の・・・」と言われていたので公道では見た事は無い。
セリカLBとか、エスハチ(ホンダ車の中で数少ない、俺が好きな車)、ギャラン、117クーペ、コスモスポーツやサバンナRX-3・・・。
中でもフェアレディ240Zが好きだった。外車で良く見かけたのはスティングレーかな。
トヨタ博物館は、クルマ好きな友人が「(クルマ好きは)必ず行っておくべきだ」と言っていたが、必ずしもクルマ好きじゃ無くてもOK。
AA型乗用車のレプリカとか、俺でも2~3日で造れそうな蒸気自動車とか。当時の時代背景と一緒に展示されており、むしろそちらを見る方が楽しい。
う~ん・・・俺は、今は亡きオヤジとオフクロを連れて来たかったと感じた。