先日の走行で違和感を感じたフロントを整備。
まずはフォークオイル交換。
以前の記事でフォークオイルの粘度を気にしてブレンドしたという話をした。
ですがね、俺のやり方だとコストパフォーマンス・・・というよりも初回の金額が嵩むのですわ。
要するに最初から狙った粘度のフォークオイルがあればブレンドをする必要は無いワケ。
当時の記事を書いた時点で、実は既に分かっていたことなのだが、ほぼ最初から狙った粘度のフォークオイルがある。
このフォークオイルを使わなかったのは、というか、フォークオイル粘度表にすら入っていないのは、俺が使いたくないブランドの物だったからなのである。
ちと魔が差してそいつを買ってきてしまった・・・。
土地柄的に見て俺個人の入手性としてはかなり良好なので、2種類購入してブレンドする事を考えるとコチラの方がイイかも・・・?
えっ!? 何故に使いたくなかったのかって? それはこのブログの何処かに書かれています。別に悪いとか言ってるワケではないのですよ。気にしない人は是非是非使って下さい。
で、フォークの中身を組もうとしたら、何とパーツが足りん。
スプリングのアッパーとロワーの間に咬ませるカラー。あれえ、元々無かったのか? まさかね。それでも今回バラした時に紛失したとしても、そこら中ひっくり返しても出てこねえ。
仕方ないので作ってやった。
ノーマルと大きさが異なるがちゃんと機能を考慮して製作しているので問題ない。
ついでにフロントブレーキのオーバーホール。ピストンは予てより希望していたME08の物に組み替え。
MD30純正は・・・。88g。
対してME08の物は・・・。54g。
34gの軽量化。ついでにダストシールも交換してやった。コレでフロントブレーキだけは完全にME08化。
そして本日、所用あってダートフリークショップへ。
ついでにフォークブーツを購入するはずが、黒の店頭在庫が無い(今まで使っていた物が古提灯の如く破れてしまった)。店員さんに聞いてみようかと思ったら、隣にあった商品に目を奪われる。
最近チョコチョコ話題に上る、ACERBISの「ネオプレーンゲーター」。
従来の蛇腹式フォークブーツではなく、靴下みたいな物。靴下と言ってもタダの靴下ではなく、ルーズソックスみたいな物である。軟質ウレタンフォームが布地でサンドイッチされている。
元々は全く興味が無く、WEB上で見かけても「カッコ悪ィ!!!」と悪態を突くだけだったのだが、今回気が変わって購入したのは、蛇腹よりも安かった事以外にも大きな理由がある。
今まで使っていたDRCの蛇腹のフォークブーツ。555g。
ACERBISのネオプレーンゲーター。75g!!
更に純正の樹脂パーツが省略できる。これが17g。何と、約500gもの軽量化! パッケージングされた状態で手に取るだけで明らかに軽い事が分かるのだ。
どう考えてもさぞかしカッコ悪いであろうと予想していたのだが、何故か意外な事に280馬邪には非常に似合う!
俺もムカシから女の子に「どんな服着ても似合うねえ?」と持て囃されてきたが(笑)、要するに美男子は何を見に着けても似合うっつー事ですな。
他が全てノーマルで、カスタムポイントがコレだけだったらカッコ悪いだろうなあ。
280馬邪のリヤ周りが剥き出しになっているのは、リヤフレーム製作の採寸の為。一応ボチボチとはやってるのです。