THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

始動系オーバーホール

2008-07-10 08:52:38 | XR250

半年ほど前から、スタータースイッチを押しても時々セルが回らない事があった。
バッテリーには問題なしだったので、以前に中古部品を移植して修理したセルモーターが悪いのかと思い、直結テスト等の事前確認もせずに分解してみた。

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・・・アリャ、悪くない。カーボンブラシも充分だ。

確か今使っているセルモーター本体は元N造さんエンジンの物で、以前に中身が粉砕してしまったので、一部をスペアエンジンの内部パーツ(当然中古)に入れ替えたのだ。

今年の坂内2DAYSはこの280馬邪で出場する予定なのだが、2年前にこのバイクで同レースに出た時、振動でメインスイッチが壊れてしまった。
今回、予防的な意味も含めてキルスイッチ(既にメインスイッチは撤廃し、キルスイッチがメインスイッチとなっている)とセルモーターのカーボンブラシ、スターターリレーを新品に取り替えることにした。

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面倒臭くてチェックしてないが、今回の犯人はリレーかな。以前別のバイクでリレーがくっ付きっ放しになってしまったらしく、メインスイッチをオフにしてもセルモーターが回り続けるというトラブルに見舞われた事があった。この手の部品はほぼブラックBOX(ちょっと大袈裟か)なので普段中身をチェックする事が出来ない上に、突然死の危険もある。

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セルモーター単体の重量は1375g。これにプラスして、セルフスターター装備の場合の特別な部品としてアイドラーギヤ、ワンウェイクラッチなど。これらの重量は量ってない。
280馬邪は元々から「セルを残すコンセプト」の元に製作してきた。セルがなくてもデコンプさえあれば再始動には苦労しないのだが(XLRのオートデコンプは不便)、慣れない人たちにとってはセル装備は絶対の安心感を生み出すハズである。結構悩むトコロだが、キックスターターは取り付けない事に決定。ちなみに、たしかアルミのキックペダル単体で500gくらいだったと思う。その他スピンドルの重量も考えると、完全にセル関係を取り外してキックに変えても「静止重量に限って言えば」それほど軽量化できるわけではない。両方装備するとなると1kg位重量増加かな?

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リレーを取り替えようと思って外したら、擦れて完全に穴が開いている。トラブルの原因はコレと思われる。元々この部品はゴムマウントされている所を、リジッド固定してしまったのが原因だろう。スポンジマウントにして対処。
その他、やはり予防修理としてスターター&キルスイッチを新品に交換。

痛めた右上腕だが、激痛の山は越えたようだ。ニボシを食い捲くっているが・・・旨いなあ!!ニボシ!! 

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ビールに最適!!って、ナンか本来の目的から外れているような。

コメント (2)
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