ほぼ一週間、同じ現場に職人さんと二人で通い、本日完了したのだが・・・。
「俺」は皆さんご想像の通りに非常にアツい男である。これはオフクロ譲りの性格で、他の人がやらなくても最後は俺がやってやる・・・と、常にボーボーと燃えている。
対してこの職人さんは、俺とは全く対照的な性格。全くアツさは無くゴーイングマイウェイ。まあ良い意味でゴーイングマイウェイならばいいのだが、例えば目の前で人が困っていても助けないし、時間内に仕事を終えるという意識はあまり無いようだ。
以前、たまたま現場の駐車場で彼と話しをしていたら、目の前の片側3車線のバイパスの一番右の車線でアホなオネーチャンの軽がガス欠でストップ。この瞬間、俺の脳裏にエッチな妄想があったかどうかは定かではないが、俺は飛び出していってオネーチャンの車を押して左に寄せてやった。後続のもっとアホなクルマが突っ込んできてクラクションを鳴らしたりと若干危ない状況に陥ったのに、この職人さんは一切手を出さなかった。
かと思うと非常に下らないトコロで下らない意地を張る。高所作業時にヘルメットを被ってもらうまでにかなりの苦労があった(苦笑)。
この常勤の職人さんとの付き合いは古いのだが、今までトラブルが無かったのは彼が俺よりも年上だからであろう。一応こんな俺でも気は遣うので、あまり無茶は言わないのだ。過去に同じようなタイプの従業員がいた事があったが、ボロクソにイジメ・・・いや、注意したせいかすぐに辞めてしまった。
この一週間も、アツい俺に対して至って淡々と作業をする。難しそうな作業や、キツい作業には手を出さない。俺が重い荷物や道具を一人で屋根の上に上げていても、見て見ぬフリ(と、俺は思っている)をする。
俺は別に職人さんや従業員、外注先に対しては、「雇ってやっている」とか「仕事を出している」なんて事は微塵も思っていない。利害一致、ギブ・アンド・テイクだと思うんですがね。
それでも作業終了して片付けの頃にはサスガにカンペキにキレてきて、荷物を屋根の上から投げて降ろしてやった(怒)・・・俺って、コドモ・・・。まあ、その反面で年齢を重ねてもまだアツい物を失くしてないな、と安心してみたり。
モーレツな会社に勤めている人には、その会社や他の社員に不満を抱えている人も多いと思う。
早く帰りてえなあ、とか。
俺はそんなに仕事したくねえ、とか。
もっと休ませろ、とか。
仕事内容の割りに給料安いぞ、とか。
まあホントにヒドイ会社もあろうが、俺は大抵の場合はその本人に原因があるのではないかと思っている。(個人的な見解です)
「隣のデスクのアイツはろくすっぽ仕事もせずに早く帰りやがる・・・」
でも、その彼は意外と効率良くやってないか? アナタは要領悪くないか?
怒られて悔しければ努力をすればいい。
現在の大会社、残業があまり無くて、個人への負担が少ない会社も、創業当初はヒドイ会社だったと思う。たぶん。
会社ってのは「ドラゴンボール」の「元気玉」みたいなもんなんですよ。
明日から盆休みだあ・・・。明日明後日と坂内で合宿。
気温はヒートしているが、頭はクールダウンできるだろう。ん~~~・・・俺もショーモナイ事をした。
墓参りにも行かなきゃ。