どうにも配光の悪い舶来高級品wのレンズに見切りをつけ、国産ブランド品=PIAAの純正ライトレンズと入れ替えるタイプの物を購入。
PIAAの製品は、レンズのみで舶来高級品とほぼ同じ金額。なんかムダな金の使い方だ。最初から純正流用とか、CIBIEのケース付きの物とか、四輪用(四駆用)の物を使うべきだったか・・・。
またダメだったらどうしよう・・・と、商品を目の前にして10分ほど悩んだが、日本人は裏切らないだろうと信じて購入。
別に拘っている訳ではないのだが、またマルチリフレクターである。
元々レンズで光りを屈折させるよりも、ミラーで反射させたほうが光の損失が少ないという理由で出回り始めたと思うが(光学式の天体望遠鏡は、本格的なものはレンズではなくミラーを使用しているのと同じ)、見た目の問題もあるのだろうけど、最近のクルマはみなマルチリフレクターが多い。
俺のハイエースも、我社のトラックもマルチリフレクターである。どちらも非HIDであるものの明るさには全く不満は無い。双方とも補助灯が付いているので、その効果も大きいと思われる。
ハイエースのリフレクター。
トラック(マツダタイタン)のリフレクター。
舶来高級品wのリフレクター。
写真では分かり難いが、見た目からして結構違う。青いのはバルブのせい。
ハイエースとトラックのリフレクターは、リフレクターの一面ずつがカクカクと角がピン角に折れ曲がった形状なのに対し、舶来高級品wはタラリーンとした曲面的形状。
また前者は一面当りの面積が小さいが(細かく分割されている)、後者は倍くらいの大きさ(分割が大まか)。
さらに、驚きの事実が発覚。フロントフェンダーの影だと思っていた下方の光の遮られ方は、なんとレンズのせいだという事が判明。
写真はレンズを手で持って上の方に向けているので影は出ないはずなのだが、この有り様。
コリャ絶対ダメだね。完全に見掛け倒しだよ。
180φ(レンズで177φ)というサイズがどういう規格なのかは知らないが、レンズ径としては全く同じであった。光軸調整用のリムが多少異なるが、少しの加工で取り付け出来そう。
完全固定もせぬままに試点灯。ケースに適当に引っ掛けただけなので向きはいい加減な状態。
実走テストはしていないがコレならば何とかなるのでは? というか、少なくとも舶来高級品wよりは100倍マシだろう。同じ位置でもフロントフェンダーの影はほとんど出ない。