THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

夏休みの過ごし方の変化(R18)

2008-08-21 21:00:29 | チョイ毒エッセイのようなもの

今年の盆休みは5日間であった。
前半2日間は前記事の通り坂内でのOFF練習、後半3日間は家族と過ごす事となった。
墓参り、自宅で子供の相手、子供とプール、子供を連れて仕事の用足しなど。
 
考えてみれば夏休みの過ごし方は、歳とともに・・・いや、環境の変化とともに変わってきた。
 
大学1年の時に中型免許を取得して以来、俺は連休のたびにツーリングに出かけるようになった。
厳密に言えば、当時の俺には「ツーリング」というつもりはなく、ただただバイクに乗っていたかっただけ。初めての旅はディスカウントストアで手に入れた寝袋だけリヤシートに括り付け、全く当ても無く走り出した。(レインウェアすら持っていかなかった)
この旅も回数を重ねるごとに装具は増えていった。
この頃はバブル景気真っ最中で、今のように猫も杓子もアウトドアやキャンプなどという風潮はなかった。ドライブインの駐車場の片隅でストーブでインスタントラーメン(苦笑)かなんかを作って食ってたら、当時流行りの四駆(確か当時はこう呼んでいた、シルビアやプレリュード、六本木のカローラと揶揄されたBMW等と並んでナンパの象徴)から降りてきたカップルの、男が女に「ああいうのやってみたい?」とか半ば軽蔑気味に聞こえよがしに言っていたのが耳に残っている。まあヤツもバブル崩壊後は流行りに乗ってキャンプなどやっていただろうが・・・。
 
この連休の過ごし方は、結婚後まで続けた。
ツーリングは基本としてソロで、全てキャンプ。マスツーリングの場合を除き、宿を取った事はただの一度も無い。
最初の内は走り回るだけだったのだが、バブル崩壊後はアウトドアブームが訪れた。巷にガイドブックが蔓延り始めた事もあって、キャンプ場も利用し始めた。
走る以外に何らかの目的が欲しくなり、各地の温泉を目指し始めた。ある程度自由になる金が持てるようになり、各地で名物を食う事も目的となった。
各地を制覇してくると(細かく巡った訳ではないが、沖縄以外は一応全県制覇)、今度は走り回るだけでなく、ベースキャンプを定めて一部の地域を集中的に堪能するようになった。同時にキャンプ地での食事に拘り始めた。
そう、俺は元々ハードコア系ではなく、単なるツーリングライダーだったのだ。
 
俺は2001年頃に一旦、キレイさっぱりとバイクを止めている。復活する2006年までの正味5年間、俺はナニをやっていたのか?
 
仕事をしていたのである。
夏休みは無かったのである。
夏休みどころか、毎週の休みも無かったのである。
年間3日しか休まなかったのである。
 
結婚直後、たまたま嫁さんを含めて3人で仕事関係の人と話をしていたら、相手(オッサン・・・っつーか、とある会社の社長)の方が嫁さんに言った。
「オトコは必ず浮気をします。暇が出来ると浮気をします。浮気をされたくなかったら、旦那さんにヒマを与えてはいけません」・・・w
 
えーと(笑)
 
暇かどうかはともかくとして、人間にゃ必ずオンとオフが必要・・・。
俺にとって仕事は、当然「オン」。本来の「オフ」だったバイクは、この頃の俺の中からは消し去られてしまった。
そうなると「オフ」をどこに求めようとするのか?
 
・・・まあこれ以上はココにゃ書けませんが、そーゆー事です。(ちなみに、浮気はしてない・・・つもり)
このブログをまさかご婦人がご覧になっているとは思えませんが、某社長さんの格言はマコトであります。
 
今はどうかと申しますと、「オフ」の部分にはバイクがあるので、他の事にはほぼ気が廻りません。
なんつーか、旦那さんがバイクを欲しがっていたら、快く承諾した方が結果として家庭円満に繋がるのではと思っております。
 
バイクはいいですなw

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする