過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

書籍 「移民の宴」

2013-03-12 13:40:05 | 食に関わる情報本
こんにちは。愛車以外で移動する時間に、面白い本を読み終わりました。
■「移民の宴-日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活」
高野秀行、講談社

毎日のごはんと、ごはんコミュニティを体験していく、比較文化論を、かるく書いた一冊でした。
それぞれが育った食の形と、日本の食の形を取り入れながら、新しい家族やコミュニティを組んでいくアプローチは同じでも、それぞれの文化背景によって、やり方が違うことを面白く読みました。
もっとも印象的だったのは、インドから在日して30年を越える方の言葉でした。
宗教に対して、インド人は寛容なんですか?と尋ねた著者に対して、排他的ではないだけです、と日本語で答える。
「寛容であること」と「排他的でない」ということは、まったく違う、といわれる。
間違っているもの、違うものを大目にみる、いってみれば上からの許容を感じさせる意識を「寛容」と、彼は捕える。
違うものが共存する状態を、理解して、受け入れて、あえて追い出そうとしないことが、「排他的ではない」といえる…インドの文化背景に流れるのは、こちらだという。

自分は異文化に対して、どちらなんだろう…。なんと丁寧に日本語を使うのか、己を恥じる瞬間でした。

堅苦しいことを抜きにして、読んでいて楽しい本でした。食文化に興味をもたれる方に、オススメします。

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かつ・カレー鍋の一手間

2013-03-12 13:09:18 | 美味しい食
こんにちは。引き続いて今日も、走る一日を過ごしています。
月曜日の夜食に、若手と一緒に30分ごはんです(苦笑)。
街道筋のかつやが、若手のチョイス(笑)。カレーかつ丼なる新製品を食べたいそうです。
カツカレーではなく、かつ丼にカレーをかけたような…も少しいうと、かつの玉子とじ丼にカレー・ソースをかけたようでした。カレーがスパイシィで、玉子にあってご飯がすすむ、そうです。
■かつやのカレー鍋
これに、ご飯と豚汁がついた定食が私の注文です。鉄鍋に揚げたてカツ、その半分にかかるようにスパイシィなカレーソース、卵を鍋に落として半熟に。仕上にしゃっきり千切りキャベツ。
卵をかつに絡めてもいい、ごはんに絡めてもいい、カツカレーの気持ちにしてもいい…バリエーションが楽しめる一口づつ。
若手に叱られました。「サクッと食べて、たたないと。誰も喋っていないでしょ。」
なるほど(笑)。はぐはぐ食して、また次へむけて動いていく。一時のくつろぎ。駅のそば屋、河岸の立ち食いすし、と同じ。働き動く人を支える仕組み、それを一番と考える。そういう外食の需要は確かにある。

それぞれの場所が、何を大事にしているか…異国に居る時にオンにしている感覚を、日本の日常に使うことになりそうです(苦笑)。
でも、若手からも一本とりました。何度でも、熱々のお茶を継ぎ足してくれるスタッフ。呼ばないと、なかなか~な時があるのに…とは、若手の台詞。「ありがとう、ごちそうさま」は、どんな場所でも、共通語なんです(笑)。

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