ガラの興奮を胸に３・締めのお決まり(笑)

■Our own assorted small pastries （小さなお菓子の盛り合わせ）
こちらは、すべてのテーブルに人数分、供される自家製の一口大のお菓子の盛り合わせです。
ナッツをカラメルでコートしたもの、しゅわっと溶けるメレンゲ菓子、ハート模様の二色のクッキー。砂糖掛けした、ふわふわのスポンジ。苦さの美味しいチョコレート。小さなパイにはフルーツ・コンポート、等など。
5-6人のテーブルには、高台に盛り上げられて。それがいかにも、王様の食卓みたいで、麗しいのでした。

遊び心と、豊かな食を、真夜中に供するサービス・スタッフの丁寧でいて、親しみやすい姿勢。
夢のように美味しい食を、ニコニコと楽しめる真夜中。オペラの興奮をそれ以上に高めてくれる食事。

Amore, Cantare, Mangiare！ （アモーレ！ カンターレ！ マンジャーレ！）
まさにイタリア人の人生観、といわれる言葉通り。
一晩で恋に落ちるような、Veronaのレストラン（笑）。
参ったな...また、こなくちゃ！ と確信したのでした（大笑）。
■Ristorante Tre Marchetti, Verona, Itary


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ガラの興奮を胸に２b・ロブスターとトマト

■Home-made tagliolini with lobster and fresh tomato
（ロブスターと新鮮トマトの自家製タリオリーニ）

ロブスター尽くしを楽しむ同行者(笑)。きれいにソースが絡まったタリオリーニが、とても魅力的に見えます。北イタリアで愛されるタリオリーニ。いいメニューだと思いました。
一巻きをたべた同行者が、旨いっ！と叫びます。小さくもらってみました。
噛み応えのあるむっちりパスタが、まず美味しい。絡むトマトソースが秀逸です。ロブスターの美味しさが、パスタに濃縮されている...パスタって、こんなに幸せをくれるものだったかな？（苦笑）

トマトの美味しさの質の違いに、目をみはります。
日本でも最近は、生食用と加熱用に配慮して販売されてきていますが、それでは不十分だと直感しました。魚介と合わせるべきトマト、肉類と合わせるべきトマトがあるのだと、いうのですから。
食材の豊かさ、それを愛する人の食への関心の凄さ！

そして、この驚きは、翌朝、ホテルの朝食バフェで、さらに深まります。
けして品数は多くない、しかしタイプの違うトマトが２種類あり、そのどちらもが美味しい。生のカマンベールやモッツァレラが、当たり前に並ぶのです。
食材そのものの美味しさが、根底にある国の凄さ。
フランスは料理技術に重きを置き、イタリアは根底に食材の豊かさ、美味しさを大事にする。そんなことに想いをはせてしまう、素敵な料理達でした。


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ガラの興奮を胸に２a・ニョッキに感激！

■Potato dumplings (gnocchi) with gorgonzola ,mascarpone and walnuts
（ゴルゴンゾーラ、マスカルポーネ、胡桃のニョッキ）

うまうまうま！ ボンマロー・サイズのニョッキを、一口かじった時に衝撃でした。
甘さと豊かさと、拡がる香りと。むっちりして、噛むと溶けていく食感の不思議さ。

こんな美味しさ、初めて！！
今まで食べてきたニョッキと一線を隔する美味しさに、感動しました。
「これがニョッキなら、今までのは何？（笑）」

あっという間にイタリアの食に惚れていく。東京のイタリアンでは、ついぞ出会うことのない感激だったのでした。


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