★出ていた週末で、続きがあいてしまいました。失礼しました。★
墨廼江のはっきりした旨味が、まっていた料理は?(ニッコリ)
■新生姜の豚肉巻き揚げ
二つに切られた断面から、生姜の爽やかな香りに、豚の食欲をそそる香りが重なります。
むしゃっとやって、墨廼江をごくりっ。うん、夏になる元気を満たされたように感じます(ニッコリ)。
四隅に見えるお皿の美しさ!
アンティークのもつ、しとやかな華やかさに見惚れます。
女将が選ぶ器は、私の好みに重なるところが多く、皿談義にも花が咲くのです(笑)。皿が消えたら、私が食べたということで(笑)。
作るとかいて「ざく」。印象的な、立ち上がる気配を持つ日本酒! 面白い。こういう酒も生まれたか?
後から調べようとラベルの裏も撮った自分の、ワクワク感がわかります(ニッコリ)。
ザクには、シャア・アズナブルがいなくちゃねっ、と意味不明なことをいいながら(笑)、お隣の美味しそうさに魅せられて、追加注文してしまいました(笑)。
■鶏の竜田揚げ
■フライドポテト
小皿で作ってくれた、思いやり(笑)。じゃがいもが甘く、ほっくりして、まぁるい気持ちになるのです。
このあたりから、お酒はちょくに控えめな量になり、お酒を味わうことに主体が移っていきます。腹も身のうち?!(笑)
少し変り種を、と女将が微笑む。
和韻 山本。ワイン酵母仕込みの純米吟醸とのこと。
柔らかさのなかに、米の底力、日本酒のしたたかな強さがみえてくる。面白い酒です。
■おさけのあてに、噛むものをと、燻製をだしてくれました。
アンティークの印判皿も、涼やかな印象です。白と藍は、日本の凛々しさを感じます(ニッコリ)。
菊鷹。明治から続く酒造と造る、山本スペシャル。仕掛人が杜氏になった時に、日本酒はどこを目指すか?
きれいな重さと、立ち上がる強さ。夏酒ではないと、捉えたほうがいいように感じました。
写楽。福島県会津若松から。飛露喜と共に、ここ数年、台頭がめざましい旗手たる日本酒です。
もう復興支援の肩書きは不要、風を造る夏酒の楽しみと思います(ニッコリ)。
喜久酔。〆に少し胃に納めて、投了したいと思う折りの、〆のひと口。
食に添う、食をふくらませる日本酒です。
■鴨ロースト。ふくよかな旨さで、締め括ること。穏やかな甘さに、胡椒がきりりっとたつ。
ああ、食事もしたなっと思う落ち着きがあります(ニッコリ)。
■新玉葱の、とろぉりポタージュ。
ひんやりと、とろぉりで、喉から胃に綺麗におちていく。匙をおけば、自然に、ごちそうさまって声がでる(ニッコリ)。ありがとう、いい時間でした。
日本酒が変わってきた二十年余り……三十年近く。自分達がみてきた、願ってきた道は、ゆっくりでも、育ってきたから。この先も信じて、自分達も、自分の仕事場でぶれずに頑張ろうって、思い返した夜でした。
東京の風、負けずに吹け、ちゃんと吹け、と願った夜。
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