介護職などとは久しい昔に縁を切ったのに、それでも時々は、と言うより結構な頻度で「後始末」をせざるを得ないのが現実だ。今日も予定を変更してやらざるを得なかった。
バイオトイレの設置工事で給水管を埋設した場所が、この雨続きの出水で水路となってしまった。元はと言えば、道路の向こう側から給水管を延ばすのに舗装路を切り割らないで、道路を横切る排水路の中に敷設した結果だ。
この排水路の出口は道の端に溝を穿って沢筋まで流れを誘導していたのだが。給水管の埋設時に埋めてしまったのだ。そのため側溝からの行き場の無い水は、掘り返して埋め戻した柔らかな地表伝いにバイオトイレの基礎に流れ込み、そのまま駐車場に流れ下ってしまった。
このままほっとくと更にえぐれた水路が出来上がってしまう。いかんせん「バイオトイレ」の設備に水、土砂が流れ込むままは不味いだろう。まだ引渡しも済んでいないのに業者も業者だと呆れてしまう。
結局、植樹の積りが「水路の復旧」となった。土を掘り返すのは同じだから「五十歩百歩」かなあ…。それとも「目糞鼻糞」の類か…。こうやって人生は暮れていく。 2010/03/01