トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

まだまだ続く

2010-03-14 | 水辺環境の保全

Photo  今日、13日でビオトープの造作はようやく一段落した。この後を考えると三月のフイールドはほとんど土を掘りあげるに終始しそうだ。

 ビオトープは片付いたが、実生苗の植え付けが控えている。これも2月から実施するつもりが後回しになっていたのだ。

 ビオトープも当初より手数が掛かってしまった。理由といえば、もちろん小生自身にあるのだけれど、昨夜もガマガエルの産卵の連想からモリアオガエルの産卵環境に思いが行って、結局は樹冠の下まで溜池を広げるに至った。

 昨日、今日とモリアオガエルの鳴き声が聞こえてくるようになったから無視できなかった。近くのため池にも産卵するのだが、その中はアカハライモリがウジャウジャいて、オタマジャクシは全て餌になっているだろうから…と思ってもモリアオガエルが産卵してくれるかどうかの保証はないのだけれど…。

 また、この夏はビオトープ内の葦の伸長は望めないだろうから、今期に孵化するであろうトンボの孵化用に丸太を打ち立てたりと雑用で一日が終わった。こういう「無計画の極み」「行き当たりバッタリ」の段取りばかりということは取り越し苦労の多い貧乏性なのだろう。金蔵を建てれなかった訳だ。

 明日からは植樹で、また土掘り三昧の日々になる。


寒は思い出

2010-03-14 | 感じるままの回り道

 『寒の入り思いあらたに霜の道』

 『氷点下それも良きなり寒は明く』

 『立春や霜の谷間に陽は届き』

 『氷結の沢に陽は射る寒は明け』

 『立ち枯れの幹背に温し寒の昼』