トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

利意堕阿たち

2010-03-12 | 性向有毒の翁なれば

Photo_2『草履草履温めた草履俺雑吏』

『蔵裏蔵裏密かに蔵裏おれ天秤』

『総理総理手を挙げ総理万歳総理』

『雑煮雑煮喰いたし雑煮おれ無宿』

『ソーリィソーリィ哀編むソーリィ俺総理』


春は急ぎ足

2010-03-12 | 小父のお隣さん

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 菜種梅雨とは言うけれど、裏山を白くさせた冷たい雨の日も終わって快晴の一日になった。予定だと「習い事」の日なのだが「やってられない!」天気だ。

 と、合理化が出来たので嬉々としてフイールドへ出発する。今日も土堀りの一日だったが気持よく帰宅できた。とは言っても節々はボロボロ、息は絶え絶えなんだが…。

 止水域を広くするために土を掘り上げていたら「けら」が飛び出てきた。少年時代には指で摘まんで「けら、けら、あんさのチョンチョはどれくらいー?」なんて声掛けし、けらが両腕を広げると「これくらい、これくらい」なんてはやして喜んだものだ。

 近くに来た散策者が「土筆が出ていましたよ」と声を掛けてくれたので終了間際に見に行ったら結構でていた。小さいながらもスイバも花穂をあげていた。

 寒い雨続きだったが、何日ぶりかでフイールドに入ると「春になった」を実感する。今日の鶯もさえずりがおぼつかない。一生懸命さより遠慮がちに聞こえ「恥ずかしながら練習しております」と小野田一等兵を連想してしまった。見るもの聞くものが「春は名のみ」ではなくなった事を教えてくれる。