トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*命日瞑目

2011-02-09 | 今はうたかた

 唯一の母が伝えし歌ならばアリランの歌しみじみ唱和

 父謡う結納の席長唄は若き日の父農夫にあらじ

 腰巻に肩濡れ手ぬぐい夏姿祖母の乳房はきゅうりのごとく

 二歩を取る孫を相手の将棋でも破顔一笑祖父は真剣

 漢詩読む祖父と聾者の筆談は漢文なりしむべかと思う


久しぶりの植樹

2011-02-09 | 今日は真面目に

Photo_4  「雨が降る」との予報を信じて急遽植樹をした。ポット苗ならあわてることも無いのだが、根巻き苗で根の周囲には土は無く、麻布で覆われているだけの苗木だ。

 乾燥しないように「仮伏せ」という手もあるのだが、適地が無いから時々水に浸けて根巻きした部分を覆って保管しておいた。

 多少の雨でも湿りにはなるだろうから、10本だけ植えて目印の支柱を立てる。こうしないと夏草の盛期に伸びた草もろとも刈り払ってしまうからである。

 コナラ、クヌギを昨年植えておいた残りの空きスペースにエノキを植えたのだが、行く行くは僅かに生息していると言うオオムラサキが定着してくれる林になってくれるはずと妄想中だ。妄想より耄碌の方が正しい表現かも・・・。ところで「耄碌」は禁止語句だったか?!…ただ「モーレツ!」の年代ではないのは確かである。