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崖直上の厄介な部分の除竹がようやく終了した。まだ散乱している竹の処理は終了していないけれども、見通しの良くなったピークを見上げていると「峠は越えた!」の気分になる。
切った竹の処理と集積は地滑りした部分の上で行うが、ここは崖ではないものの足場の悪い急傾斜だ。竹の元の部分は切り離した途端に下まで滑り落ちてしまう。何処に走るか判らないから、竹の太い部分の切断と集積は独り作業になる。「上下作業はしない」の鉄則を守っても安全とは言いがたいのが竹の滑り台である。直下へ走るとは限らない。
それはともかく、上部を眺めているだけで既に終了した思いが満ちてくるのが不思議だ。
ソラカラちゃん東の柱西の峰龍から石やウイルスは舞う
末法と思える牛も鳥も消え天地鳴動灰止まぬ里
霧島の峰は怒れる火柱に竜神乗せて今日も荒ぶる
今の世に降臨せしは神楽舞い灰塵膨れ雪神は押す