地形的な最大面積をもくろんだ溜池の拡幅は、地下に漏水する水道が出来ていて、半分ほど堤を造成した時点であえなく頓挫した。「徒労で無駄だった」と言えばそれまでだが「徒労だったけど無駄ではない」のが本音だ。
今日は、漏斗状の地形を現している漏水地点を避けて、最初の堤と二回目の堤の中間に、新たに堤を造成しなおした。盛り上げる土の量は、傾斜面の上部と言う事もあって少なくて済むかと思ったが、結果的には外側の駆け上がりが長くなったため積み上げ量はほとんど変わらなかった。水を流してみたら一箇所、地表との接触面に滲み出る場所がある。
ともかく会友2名が参加してくれたから、想定満水位まで堤の高さを構築できた。残りはオーバーフローのパイプを埋設して20cmほど盛り上げ、堤の傾斜角を30度程度に緩やかに固めれば完成である。多少の降雨の予報が出ているから、土を締めるお湿りにはなりそうだ。