大寒の陽はふりそそぐ枯れ原に幼子つどう声は溢れる
我先に指も示して寄る子等に我が身の歳を言う暇もなし
ひとり寄り名前を言えば次々と名前も歳も原にこだます
冬寒に子等は握りを食べおるも連れの父母尻の火あぶり
拠点広場の周辺はモグラ塚が溢れている。夏場は草に埋もれるとは言え、モグラ塚は目立たない。冬場に多く盛り上げる印象は小生だけなのだろうか。
会友といつも感心するのは、モグラの豪力である。ここの地面は粘土質で、スコップ、鍬、ツルハシなどを使用しても掘るのに難儀する土質である。それをいとも容易に細かく砕いて盛り上げトンネルを穿つなんて並ではない。
モグラ曰く「餅屋は餅屋!」とか…。そんなことはないけど、ともかく能力には脱毛、いや脱帽である。