雪も降ったけど、降雨量もしっかりあったからホダ場を覗いてみた。「ジャジャジャーン!」である。
春子ちゃんが顔を出していたのだ。予想していたとは言え、これは嬉しい。週末の定例会に新子で春子ちゃんを鍋に入れられる。
樹皮を破ったばかりの春子ちゃんは直径5mm程度だ。この段階の姿を確認できるのは拠点にあるといっても稀なのである。ただ、この降雨直後に猪の荒らした地面が近くに出来ていたから、もしかすると猪様に御献上となってしまう可能性もある。
それはともかく、新しい生命の活動を直視できることは、たとえ食用に栽培しているキノコでも嬉しいことなのだ。名誉のためにお断りすると「食いしん坊としての嬉しさ」ではないのだ。