丁度よく暦の「雨水」を目前にしてたっぷりと降雨量が有った。お陰で底が見えていた溜池1,2,3も満水位である。どれも流入する水源を持たない「雨水」頼みの溜池であるから天候次第で水位は大変動する。
この時期に満水位でなくてもかまわないのだが、3月中ごろにはヒキガエルの産卵が始まる。今の所、三つの溜池で産卵を見たことはないのだが「産卵するだろうか?」のはかない希望は毎春あるのだ。一方で「ヒキガエルは生まれた場所で産卵する」というらしいから、そうだとすると希望はない。
ただ、トンボ池には流入水があるから、そちらに産卵が無ければ、そこは100m上手の沼から移植して故郷創生する算段をしている。まあ、ヒキガエルの産卵は無くてもモリアオガエル、トンボ類は当たり前の様に産卵してくれるので欲張りたくはないが、カエルの卵塊は懐かしい春の記憶でもあるから憧れがある。
溜池に雨水溢れる春の雨