痩せ尾根の竹を倒せば滑り落つあれよと思うすでに谷底
縦横に風に押されてたわむ竹倒す先さえ決めれぬ風に
西風も谷の中まで押して来ぬ木漏れ日の中竹の枝切る
氷張る沢の藪間を刈り払う吐息は白き汗ばむこの身
痩せ尾根の竹を倒せば滑り落つあれよと思うすでに谷底
縦横に風に押されてたわむ竹倒す先さえ決めれぬ風に
西風も谷の中まで押して来ぬ木漏れ日の中竹の枝切る
氷張る沢の藪間を刈り払う吐息は白き汗ばむこの身
溜池の堤を築く位置が二転三転してしまったから、遅まきながらようやく池の護岸処理に着手することが出来た。杭と護岸用の丸太を大量に必要だから、まずは廃材活用で、杭は寸足らずの丸太を楔で割って利用した。楔の威力は凄いものがある。改めて見直してしまった。
池は長年にわたり、泥浚いをしていないから底まで2尺ほどある部分でも水面まで落葉が堆積している有様だ。地形的に周囲に盛り上げるしかないから、再び池に戻らぬよう丸太で抑えて、池の周回路にしてしまう魂胆である。満水位になると現在より一尺ほど水位が上がるため、護岸の丸太も二段重ねにする必要がある。
廃材だけでは不足だから、使い切ったところで間伐材で手当てする心算だ。三月初めは雨天の予報だから満水位が出現するかもしれない。そうなれば徒労も報われるというものだ。でも、護岸と泥浚いは一日で終わりそうも無いから「止めの一撃」ならぬ「止めの一雨」には少々早いか…。