トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*寒の除竹

2011-02-27 | 今日は真面目に

 痩せ尾根の竹を倒せば滑り落つあれよと思うすでに谷底

 縦横に風に押されてたわむ竹倒す先さえ決めれぬ風に

 西風も谷の中まで押して来ぬ木漏れ日の中竹の枝切る

 氷張る沢の藪間を刈り払う吐息は白き汗ばむこの身


止めでなく土留め

2011-02-27 | 水辺環境の保全

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 溜池の堤を築く位置が二転三転してしまったから、遅まきながらようやく池の護岸処理に着手することが出来た。杭と護岸用の丸太を大量に必要だから、まずは廃材活用で、杭は寸足らずの丸太を楔で割って利用した。楔の威力は凄いものがある。改めて見直してしまった。

 池は長年にわたり、泥浚いをしていないから底まで2尺ほどある部分でも水面まで落葉が堆積している有様だ。地形的に周囲に盛り上げるしかないから、再び池に戻らぬよう丸太で抑えて、池の周回路にしてしまう魂胆である。満水位になると現在より一尺ほど水位が上がるため、護岸の丸太も二段重ねにする必要がある。

 廃材だけでは不足だから、使い切ったところで間伐材で手当てする心算だ。三月初めは雨天の予報だから満水位が出現するかもしれない。そうなれば徒労も報われるというものだ。でも、護岸と泥浚いは一日で終わりそうも無いから「止めの一撃」ならぬ「止めの一雨」には少々早いか…。