トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蝿が手を擦る足を擦る

2011-02-20 | 小父のお隣さん

Photo  雨水を前にして、ようやく十分な降雨になった。お陰で山の溜池も満水位になったが、思わぬ温かさで迷惑な昆虫の出現である。

 まだ啓蟄には半月はあるのに蝿のお出ましだ。家の中で越冬していたのだろう、カーテンに止まってせわしなく歩いては手を擦る、足を擦る。

 フイールドでは、蚋はとうに出現していて、顔の周りで煩わしいことこの上もないのだが、藪蚊には効き目が感じられない「携帯蚊取り」が効果があるようで、ONにすると煩わしさから解放される。

 初見の蝿はスリムで盛期のようなプックリと丸まった体型ではない。空腹だろうにと思うのだが、動きはきびきびとめまぐるしかった。撮影するのに一苦労だった。


大人だって遊びたい

2011-02-20 | 感じるままの回り道

Photo_5  整備した台地に、今日は成人の一行がやってきた。ミーテングらしき事をしながら盛んに拍手を繰り返している。このように自己紹介だか発表だか音声は届かないけれど、小生には苦手な場面のようだ。

 作業しながらの印象だが、子どもたちの方が活気に溢れている。成人の場合はプログラムや目的が明確にある分だけ、ありきたりでそっけない印象だ。

 目印の支柱を添えた実生の幼樹を眺めて拍手したりもしていたから、おっつけ樹名でも言ったのだろうと推測したが、当たったにせよ「拍手するほどのことか?」と少々底意地の悪い小生であった。

 一方、葉も落ちて裸の幼樹の樹名を言い当てたとすると「只者ではない」が、遊びと言うより研修の一団だろうけど、昼間で円陣の隊形が多かったのを垣間見ていると、フイールドなんだから「座学でなく実学」と声掛けしたくなる。やっぱり底意地悪いか・・・。