トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*四方噴塵

2011-02-14 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Photo_3日向も悲向となりぬ果てしなく石灰を撒きさらに灰降る

地に埋めし数百万の牛や鶏悲憤に想う火を噴く神座

芯燃えて高天原を広げつつ国産みのごと熱き地放つ

牛鶏の病を埋めて行く末を清浄となせ山神の灰


溜池改修

2011-02-14 | 水辺環境の保全

Photo  Photo_2

 12日はまとまった降雨があった。と言うより早朝は雪模様で裏山の尾根筋は白くなっていた。13日は爽やかな晴天、これは一日だけとの予報だったからフイールドに出かける。しかし斜面での除竹作業は濡れていて危険だ。そこで前々から手を入れたいと思っていたため池の掘り下げと拡幅を行うことにする。

 週末帰省していた息子が「手伝う」と言うので、彼には卒業して社会人になる間の休み、一日を提供してもらい掘り上げた、ため池の掘り下げをしてもらうことにした。もう何年か経つから深みも泥で埋まって浅い池になってしまった。底を更に深くし、貯水量を増やし渇水に強い池にするのが狙いだ。一通り溝を入れてもらったが傾斜などの手直しが出来ないまま時間切れとなった。

 小生は、溜池としては一番面積のある溜池3の拡幅を行う。ここも底に泥や落葉が堆積して浅くなっているから、掘り下げの必要があるのだが、周囲を木立に囲まれて葉のあるシーズンは光が当たらない。そんなことで落葉の分解が悪く、ガスが発生するような状態にある。

 それを更に深くしても環境悪化を促すだけだろうから、南側に堤を拵えそこまで土を掘り下げて、今ある池の底と接続する。それによって光のあたる水面を確保できるようになるから、水中環境は改善するだろうと思っているのだが、どちらにしても渇水期でなくては実施できない作業で、季節的にはギリギリのところだろう。