泥水地に飛んできた蝶、藤紫色の翅が何とも鮮やかだった。シジミチョウの仲間だとはすぐ理解できたけれど鑑別までは無理だ。
あまりにも鮮やかな色彩だから撮影したくて様子を見ていたら、鳥の糞に下りたのだ。ガッカリである。
翅を開いてくれる機会を辛抱強く待ったのだが、結局は広げてくれなかった。この写真で、図鑑の模様と照らし合わせたら、どうもルリシジミのオスの様だ。
「花と蝶」でなくて「糞と蝶」では絵にならないが、結構頻繁に観察される関係でもある。瑠璃色の美しさが見事だっただけに「美人のおならを聞いた」ような感じだ。
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泥水地の1段目と2段目の池の水路を改良した。1段目にはトンボ池への取水口があって、この取り入れ口の縁周りが池の水位を決めている。一方、2段目への落とし口も畦の反対側にあり、いつも両者の水位を図りながら手入れをしなければならなかったのである。
今回は、その煩雑さを解消するために一体化した。埋没させたから、写真では見えないけれどトンボ池の取水升を挟んで角材が入っている。これで1段目の池の水位を決め、溢れた水は取水升と2段目の池に落ちる仕掛けだ。
早い段階で、統合しなければと思いつつ、修正はなかなか手が出せないものである。