トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

芋穴ばっかし…

2019-02-09 | 小人閑居して憮然
 姥捨て山に放られて言うのも何だが、猪の跋扈許すまじ、政府省庁お役人のの欺瞞隠蔽頬被り許すまじ、とボヤいてみても辺縁部を刈り払い見通しを良くしておくくらいの手段しかない低所得高齢弱者では作業で汗ばむのが唯一のストレス発散である。芽だし前に刈り払いを済ませたかった辺縁部の刈り払いを済ませたのだが、至る所に「芋穴ばっかし」で危ない事危ない事。これでは草が覆てきた環境下では事故の元になる。

 ゆくゆくはウルシを植樹したくて刈り払いを継続している辺縁部なのだけれど、真竹を除伐し下草を刈り払い、実生の広葉樹は一時的にせよ「坊主にしない」という考えで残してある環境は山芋の生育にも適っていると見え大小様々な蔓が茂っていた。
 これに目をつけて、ここ数年「山芋盗り」が多数入り込み芋穴を埋め戻さないのがお約束で危なくてしょうがない。埋め戻しを容易にするため掘りだした土をまとめてあれば埋没させやすいが、元から埋め戻す意思など無い山荒氏の所業であれば、威之志士様に同じで掘りだしている時点で土は散乱していく。

 一旦散乱させると掻き集めるなどもってのほかで、ツルハシで肩から崩して埋め戻すしかない。現況ではそこまで手出しすると作業が回らないから放置したままだけれど、夏の刈り払い時何度嵌った事か…。
 山芋にしろタラノキにしろ、採集しない小生にしてみれば危険と鬱憤をもたらす惨菜、そう、山災の元凶に思えてくる。

            

                日の本や芋穴ばっかし荒れし山 クズ芋残ったクズ芋残った