トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ニホンアカガエルの初見…でなくて

2019-02-12 | 小父のお隣さん
  トンボ池の葦抜きをしていた時、ニホンアカガエルが現れた。初見は数日前に済ましての初撮影である。「だからどうだ」と言われれば変える言葉も無いけれど背を向けて逃げ帰るだけである。

 このカエルも背を向けたままたじろぎもしない。ケータイを15センチ近くに近づけても泰然自若で怠爺自虐の小生は見習う事が必要か・・・。しかしなんだなあ、「耳従う」なんて事はなかなかできん。

                           

                 アカガエル泥にはまった爺こっち 

ニホンアカガエルの卵塊増えていた!

2019-02-12 | 小父のお隣さん
 冬季の様にいい加減な水見回りが出来なくなった。言わずと知れたニホンアカガエルが一か月も早く産卵したので水切れが起こらないように漏水と送水を管理せねばならない。
 今日も作業の終わりに水辺を巡回したのだが、注目ポイントは卵塊の有る場所である。最初のトンボ池で前回より増えて5塊、二つ池でもさらに増えて6塊あった。都合11塊産んだ事になるのだが、例年の時期より早いから晩生の産卵があるかどうか気になるところではある。

 昨季は14塊程度だったと記憶しているが、すでに準ずる数になっているし、威之志士様の捕食は味をしめて増えるだけだろうけれど全体として産卵数が増せば安心材料である。今のところ卵塊がお持ち帰りされる被害は無いけれど、トンボ池の産卵部がヒキガエルの産卵部と一緒になってしまったので影響が有るのか無いのか気掛かりではある。

 どちらの池も1平方メートル程度の水域に卵塊が集中している。例外もあるけれど産卵日が異なってもその微妙さが驚きに値する。
 水辺を設えて5年ほどでヒキガエルの産卵が見られるようになったけれど、ニホンアカガエルが産卵してくれるまでには10年以上を要した。山を越えた海岸部に生息地があると言う情報は知ってはいたが見た事は無い。「私、待つわ。何時までも待つわ云々。」なんて歌謡曲の世界だ…。

        二つ池の産卵部          トンボ池の産卵部