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池の底に新たな貝が全身を現したので、これで「また一体失ってしまった」と残念極まりない。越冬期間を無事越せて「借り腹の母貝」として活躍してほしかったのに「これから」と言う時期にである。
経験則から二枚貝が水底に全身を現すのは今際の行動だと感づいてはいるものの「冬を越したのに…」と気が滅入る。何故姿を現すのか想像するに「苦しくて…」なのだろうと小生も心苦しい。
これで水底の砂泥に7個の二枚貝が残った事になるのだが、タナゴの産卵期間中に貝の数が更に減っては個々の貝そのものに負担が増えてしまいかねない。そこで適応力は必ずしも同一ではないと思うマツカサガイを9個追加した。
市内の観賞魚店にはまだシーズン前だとの理由で貝の在庫が無くネットでの購入である。
届いたサイズは表示通りのサイズで、さっそく準備していたICUに入れる。準備していた水槽の中から底面濾過式でない曝気式を選んだのだが、その理由は「溶存酸素量が高いだろう」と言う点と「曝気式なら栄養食としての珪藻が濾しとられる心配が無い」からであるが、思惑通りになるのかどうかは分からない。それでも輸送容器で丸1日、食糧より酸素が欲しいだろうとの親心で、翌朝確認すると全ての貝に移動した痕跡がある。とりあえずは第一関門通過だ。
給餌は沢で採取した珪藻から開始し次第に人工餌に置き換えていく予定で、それ以降の珪藻は「ご馳走」の部類である。
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