トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

チェーンソーを整備する

2019-10-02 | 今日は真面目に
 草取りというべきか草堀りに近い作業が9月下旬に終わった。刈り払い機での作業は会友のYさんが主なところは済ましてくれたので辺縁部の残りは小生が澄ましたから今期の刈り払いは終了としたものの、水辺の整備が終わらず肝が据わらない。

 厳しい残暑の真夏日が続くし「わっぱかだー!」と祝いのおはぎも失念したし、一休みも兼ねチェーンソー3台の整備をした。ソーチェーンを研ぎ、張りを調整しエアーガンで清掃する。燃料とオイルを満たして終了したが小一時間程度だ。
 今回のは刃研ぎは電動でなくやすりでの手仕上げにした。電動刃研ぎ器でも切り刃の左右対称にならない癖が出て、丁寧さを心掛けたいと思えば手仕上げが必須である。

 それでも右刃と左刃には研磨量の微妙な差が蓄積する。それを解消するための手仕上げでもあるけれど、やすりを使う方向が左右の刃で異なるから、小生のように時折研磨する状態だと習熟しにくい。それを解消するための画期的な研ぎ台をイメージしているけれど製作まで向かえない。山中に放置してあるアングルを発電機持ち込みで切断して持ってくる手間が無いのだ。
 今回の整備でいつでも伐採に入ることが出来る。適径の間伐材5~6本ほど伐採して二つ池のニホンアカガエル産卵床の護岸と棚田部の今回、盛り土し埋め立てた部分のヒキガエルの産卵床の護岸を早めに済ますに必要がある。

 産卵期にはまだ5カ月ほどあるけれど、年が明けてからの作業では水底の環境が落ち着かない。掘り返した水底が落ち着き泥土や微生物層が安定する環境を要するのに凍結期が含まれるから数カ月は必要だと素人ながらの算盤である。「願いましては位置縁なり、荷縁なり、産園なり・・・」。すべからく物事も営みも連鎖していて、「そう、チェーンの様なのであった」。