トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

葉唐辛子の佃煮

2019-10-17 | 何よりの楽しみ
 収穫時期も終わり抜き取るというので「葉っぱだけ頂戴!」と言ったら「しばらくこのままにしておくから自由に摘み取って良い」とのことで、練習用に200gほど持ち帰った。葉唐辛子の佃煮は子供のころからの大好物で社会人になった後も季節になると瓶詰を購入して楽しんでいたのだったが、10年ほど前からメーカーの出荷が無くなり店頭に並ばなくなった。
 それでも食べたいときは通販で北陸の老舗から購入したりしたものだがそれも途絶えて久しい。自分で栽培する事も考えたものの唐辛子の葉っぱよりショウガの栽培を優先したりしてこの何年間は口に出来なかった。

 今回、200gの葉をレンジでしんなりさせ濃縮出汁を好みに薄め砂糖と味醂を加え即製で作ってみた。笊に一杯あった嵩も過熱してみれば小鉢1杯分に過ぎず、ご飯に乗っけあふあふ食すれば3食分にも満たない量である。送ってもらったばかりの新米でご飯を炊き、その上にたっぷりと乗せて食らう。新米だけでも食べられる美味しさなのに葉唐辛子の佃煮がお供では口中幸せ感一杯になるのだった。

 拠点の畑に抜き取らずにある唐辛子からは1~2kgの葉が取れるだろうから、今回は大量調理して冷凍保存が可能だ。魚沼産のフキ味噌にも飽きが来つつあるから、葉唐辛子の佃煮とあわせれば他のおかずは不要だ。健康的によろしくないと思われる嗜好だが若くはない現在、これくらいの贅沢は貧乏人だからこそ許される。

         レンジで加熱し時短   ➡    調理終了

                    やれ抜くな爺が手を擦る舌舐める