9月で除草や刈り払いを終えたと思ったのも束の間、トンボ池の葦が目立っているから葦抜きを行った。ついでに繁殖力旺盛なカンガレイとミゾソバを抜き取る。
カンガレイは発生年ではすぐ伐根除去容易だけれど越冬させると地盤に強固に食い込んでスコップで掘り取らねばならないほど手間を喰う。トンボの羽化台に使われることも多いから完全除草をしないのが勢力維持につながっている。あちらを立てればこちらも立ってしまう手太楽なのであった。小生のあちらもこちらも音信不通で、もちろん羽化台にはならない。
ミゾソバは近年勢力を増した草本で水際に発生したと思う間もなくランナーを伸ばし節々で分岐発根して拡大する。伸長する茎は1m以上も伸びて隙間を分け這い上がり、引っ張ればずるずると引き取れるものの途中で切れ残る事も多い。根は泥中にまで固着する事はないもののマット状に厚くなって、始末するに濡れた座布団を持ち上げる感がする。
さて、肝心の葦抜きだが水域ではスコップで地下茎を浮き上がらせ引き抜く。地上部ではのこぎり鎌で根元から1本1本刈り取るしかないので地下茎は残ったままだ。ここから発生するし勢力拡大していくけれど、この地下茎を抜去するには掘り返しが必要で、そこまでの手間はかけれない。浸透性除草剤を植物体に塗布する手もあるものの「そこまでして・・・」とこれも手間で却下だ。
トンボ池の除草を終え、隣の第二トンボ池も簡単に除草した。こっちは葦抜きとミゾソバの場外搬出だ。どちらにしても葦抜き作業は泥土中に立ち入っての作業となるので、こっちは「」に苦労する。素足や田植え足袋での作業はが容易なものの、セルカリア皮膚炎の発生があった水域なので素肌を水中に長く晒すのは避けている。
結局、足を抜くときに長靴がスッポ抜けないよう靴下を厚手の物と二枚重ねで作業する。緩いと「オットット!-」になりかねないのである。
葦抜き前 ➡
除草終了
第二トンボ池も済ます
作業の合間にトンボを見ての骨休みだ。クロイトトンボとマユタテアカネは産卵行動している。クロイトトンボの発生期は図鑑では9月初旬あたりまでとなっていた。すでに10月、元気である。老いてますます盛んと言っては冗談が過ぎよう。
オオシオカラトンボは見えない。シオカラトンボとネキトンボが数匹、日陰の草地にオオアオイトトンボ、流路の崖地日陰に体長70mm程度の産卵行動をしていた個体がいたが種別は不明だ。胸部側面の色彩でギンヤンマではないかと思われる1匹が葦抜き中に接近があった。すぐに飛び去ったので不如意ではあるもののクロスジギンヤンマのように側面の黒筋は視認できなかったし出現期は過ぎてもいるだろうからギンヤンマでよいだろう。トンボの季節も終息に向かいつつあるのを実感する。
カンガレイは発生年ではすぐ伐根除去容易だけれど越冬させると地盤に強固に食い込んでスコップで掘り取らねばならないほど手間を喰う。トンボの羽化台に使われることも多いから完全除草をしないのが勢力維持につながっている。あちらを立てればこちらも立ってしまう手太楽なのであった。小生のあちらもこちらも音信不通で、もちろん羽化台にはならない。
ミゾソバは近年勢力を増した草本で水際に発生したと思う間もなくランナーを伸ばし節々で分岐発根して拡大する。伸長する茎は1m以上も伸びて隙間を分け這い上がり、引っ張ればずるずると引き取れるものの途中で切れ残る事も多い。根は泥中にまで固着する事はないもののマット状に厚くなって、始末するに濡れた座布団を持ち上げる感がする。
さて、肝心の葦抜きだが水域ではスコップで地下茎を浮き上がらせ引き抜く。地上部ではのこぎり鎌で根元から1本1本刈り取るしかないので地下茎は残ったままだ。ここから発生するし勢力拡大していくけれど、この地下茎を抜去するには掘り返しが必要で、そこまでの手間はかけれない。浸透性除草剤を植物体に塗布する手もあるものの「そこまでして・・・」とこれも手間で却下だ。
トンボ池の除草を終え、隣の第二トンボ池も簡単に除草した。こっちは葦抜きとミゾソバの場外搬出だ。どちらにしても葦抜き作業は泥土中に立ち入っての作業となるので、こっちは「」に苦労する。素足や田植え足袋での作業はが容易なものの、セルカリア皮膚炎の発生があった水域なので素肌を水中に長く晒すのは避けている。
結局、足を抜くときに長靴がスッポ抜けないよう靴下を厚手の物と二枚重ねで作業する。緩いと「オットット!-」になりかねないのである。



作業の合間にトンボを見ての骨休みだ。クロイトトンボとマユタテアカネは産卵行動している。クロイトトンボの発生期は図鑑では9月初旬あたりまでとなっていた。すでに10月、元気である。老いてますます盛んと言っては冗談が過ぎよう。
オオシオカラトンボは見えない。シオカラトンボとネキトンボが数匹、日陰の草地にオオアオイトトンボ、流路の崖地日陰に体長70mm程度の産卵行動をしていた個体がいたが種別は不明だ。胸部側面の色彩でギンヤンマではないかと思われる1匹が葦抜き中に接近があった。すぐに飛び去ったので不如意ではあるもののクロスジギンヤンマのように側面の黒筋は視認できなかったし出現期は過ぎてもいるだろうからギンヤンマでよいだろう。トンボの季節も終息に向かいつつあるのを実感する。