トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

水源地のカジカガエル?

2019-10-28 | 小父のお隣さん
 水源地で強制送水のためにホースを展開させていたところカエルが跳んで出た。アカガエルではなく黒色に見える肌である。恐らくカジカガエルだろうと推測した。昼間作業をするだけなので夜間の鳴き声は聞いていないし、日中の鳴き声の記憶も無い。それでもカジカガエルと思ったのは5月に法事で帰省した折に鎮守様の沢で見て撮影もしていたからである。写真の比較はしていないけれどカジカガエルで良いだろう。

 カジカガエルではないニホンアカガエルの腹部が膨らんだ成体はチョコチョコと見ている。腹の中は卵でいっぱいなのだろう。来春の産卵が楽しみだ。すでに産卵実績のある区域は環境設定を終えている。カエルやトンボ、チョウや蜂などの産卵を楽しみにしているとは、まあ変人変態に近いように思えるけれど、人間そのものもバッタのように「不完全変態」の種ではないかと思えるようになってきた昨今、「頓で日を経る待つの無職」でもいいではないかと居直ろう。

 無学ぶりをさらけ出すので恥ずかしい限りなのだが引用文「飛んで火にいる夏の虫」は芭蕉か誰かの俳句の一節と思っていた。確認したら単なることわざの類だった。それにしても初句5文字があるような気がしてザワザワする。