トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今期初トンボは何!?・・・

2020-04-07 | 小父のお隣さん
 月曜日にアサヒナカワトンボを探して河川を行ったり来たりして空振り。今日は漏水孔潰しが思いのほか早かったので里の河床に降りて菜の花を摘んでいた。いつものごとく「芳香蒸留水」を仕立てる材料なのだ。
 蒸し鍋に入るだろうと思われる量まで摘み土手に上がるはしごまで行く途中でキラッと光るのが目に入った。直感的に「テネラルの輝き」とベルトに携えたカメラを取り出した。実は「花摘みだからカメラなど無用」と思ったものの千載一隅のチャンスがあるかもと携行したのが幸いした。

 カワトンボかと思ったけれど胸の色彩からムギワラトンボ風に見える。しかし出現の早いシオヤトンボかと思ったりもして、いつものごとく毎年おなじ曖昧さはそのままだ。要は判断できなかったという事なのであった。

             

※ ブログを見てSさんから「ダビドサナエではないだろうか」とメールが来た。ダビドの出現は春一番みたいな位置にあるからそちらが正解か。小生、ダビドとは全く思わなかった。

昨日は満水、今日漏水・・・

2020-04-07 | 小人閑居して憮然
 昨日の水見回りでは満水だった二つ池、今日は底が出ている。水は流入しているからどこかに漏水孔があるに違いないのだけれどアオミドロが底を覆っていて判明しない。今期はこのアオミドロが大繁殖して上の池と隣接池、その下棚の二つ池は底が見えないほど緑藻で満ちてしまった。これでは水生生物の生活に支障があるだろうと推測して杞憂もあるけれど打つべき手立てが分からない。ひたすら引き上げるしかないのだろうか。

 と、そんなことより減水の事態の方が切羽詰まった緊急事態である。普段なら発見した折に対処してみるのだけれど、この日はアサヒナカワトンボを見出すべく足ごしらえはハイキングシューズで、これでは作業に入れない。水溜りを覗けばヒキガエルのオタマジャクシがアフアフしているしメダカも所在なさげだ。干上がるまでに満水にしたいものの翌日回しの作業にするしかないのだった。
 まあ、すべては御仏の御心次第、神仏のご加護次第と思うしかない手も足も出なかった小生だった。歌謡曲にあったなあ「ごーめんね ごめんね ターマーちゃんタマちゃん・・」だっけ。

         二つ池A      二つ池B


世界初!乳製発酵スイーツ「ヨーグル蘇」2作目

2020-04-07 | 何よりの楽しみ
 あまりの旨さに二度目の「ヨーグル蘇」を作った。今回、前段は「春雨じゃあ・・・」で既に記したけれど後半が要である。2ℓの牛乳を90分かけ水分を飛ばし「蘇」になる直前で種ヨーグルトを加え10時間の保温で完成した。発酵前より硬めになり表面には恐らく乳脂肪分と思われる色違いの部分が出来ていた。やはり発酵前より格段に美味しくなっているのは間違いない。

 美味しさは中山間地域活性化に取り組んでいるご婦人たちにも好評だったので、小生の爺我自賛ではないだろう。時間の経過の中で朧に形を見せてきた妄想があった。「高栄養・滋養食品で、かつ吸収しやすいに違いない」という思いだ。小生はその道の玄人ではないので後輩の栄養士の自宅に押し付け配達し感想を聞くつもりだったのだが、たまたま古巣の現職後輩が金柑を4kg弱届けてくれたので、お返しに全て使用して2リットルの芳香蒸留水を作って届けたのだ。

 その折、たまたま後輩の後輩栄養士が話の輪に入り、「ヨーグル蘇」の話題で「食べてみたい」というから「これ幸い」とばかり取って返して届けたのだった。感想は後程になるのだろうが、手渡す時の立ち話に「ヨーグル蘇」をリンゴやバナナなどと合わせてペーストにすれば喜んで食べるのではないか、発酵食品で消化吸収も良いだろうから食の細い子や病中病後にも適う食品と思っている、なんてプロを前に一家言をのたくってしまった。
 小生は既に試みる立場にはないし広告する立場でもないけれど「有用な食品」としての灯りは感じているのである。若い栄養士曰く「親御さんにも紹介してみますね」の一言で満足して帰宅。たわいもない吾輩である。

 今回の種ヨーグルトは冷蔵庫内にあったヨーグルトを使ったけれど、市販の菌製剤には3種入った乳酸菌製剤やビール酵母と乳酸菌を合わせた錠剤、それに酪酸菌製剤などがある。酪酸菌では乳酸発酵はしないだろうけれど他の2種は乳酸菌が入っている。この錠剤を粉末で混入すればヨーグルトが出来るはずで、それも薬剤として使われる有用菌である。出来上がりに違いが出る可能性もあるものの、それは「作る密やかな楽しみ」の部類と言える。