トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シオカラトンボ♀?初見

2020-04-14 | 小父のお隣さん
 水見回り中、キラキラ輝きながら飛び立って降りた飛翔体、きらめきだけで「トンボ・・・テネラル」と理解したのだった。降下点を観察するとまごうことなくトンボで、それもシオカラトンボのメスだった。
 自分ではそう思っていても間違っていることや不明の事態が多い名前なのだが、シオカラと思っていても時期的にジオヤトンボの可能性もある。シオヤトンボは「翅の基部に淡い橙色斑がある」のが見分け方と図鑑にあったけれど横位置からの写真では如何とも判じがたいのだった。小生にとって鑑別より3種目出現した事の方が大事である。

                     

棚田部「猪走り」の解消6 「温水田と越流部の造作」

2020-04-14 | 水辺環境の保全
 棚田の前段部、温水田の造作に入る。既に据えた護岸木まで田を拡幅し、掘り取った土は越流部へ積み上げた。これで増水があっても多少は強くなっているだろう。掘り上げた土でほぼ扇形、扇状地風に盛り土出来て、この上に田から抜き取ったスゲの株を並べて新たな植生とするのだ。入り込んでしまったスゲの繁殖力はすさまじく、あれよあれよと勢力を広げる厄介者でもあるものの、ここは越流部後なので流出防止の土押さえの役割を期待するのだ。伸びすぎる時は刈り払いば良いし既に侵入してしまったスゲなので少しは役に立ってもらおうではないか・・・。

 作業の残りは棚田部へ水を落す「落ち口」の移動なのだが水位の差が30cmほどあるから傾斜水路で賄いたい。それには資材が必要なので多少の腐木でも水に浸かった状態であるから大丈夫だろう。当てはあって、北側の沈泥分水池の丸太堤で腐食し土嚢と入れ替えた材が転がっている。長径を揃えれば間に合いそうである。

 前回の終わり   ➡    掘削土で盛り土   ➡    抜去したスゲで覆う