トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「イトトンボ初見」も名前がわからん!

2020-04-26 | 小父のお隣さん
 25日、泥水池見回り中、視野に影を感じた。この時期はガガンボでさえ「トンボか?」と注視する羽目になるので期待半分で視線を定めた先にいたのはイトトンボだった。初見ではあるが名前が分からない。一帯に出現するイトトンボの種類は片手で収まる程度でも判別となると小生には全く別の世界なのだ。このイトトンボ、腹節の線がはっきりしているのが気になって、その特徴から抜け出られない。地獄なんてものはすぐ傍にあるものだ。
 図鑑参照してもグダグダとらちが明かず時間潰しみたいなものだから、ついに最終兵器「写真鑑定」をS先生に押し付けよう。毎度のことながら「小僧、いい加減に覚えてよ!」とストレスを与えてしまうだろうか・・・。
                         


 そのあとで見かけたのは有色翅のアサヒナカワトンボだった。アサヒナカワトンボの透明翅も有色翅も既に見ているけれど撮影したのは今期これが初である。
 ところがアサヒナカワトンボと観ているのは小生だけかもしれないという疑念は常に付き添っている。トンボへの興味は「イヤーン某、忍某、頓某」なんてところか、てなもんや三度笠。

文旦とレモンの芳香蒸留水

2020-04-26 | 何よりの楽しみ
 先日、文旦とレモン10個を頂いた。これはもう芳香蒸留水を作ってみるしかない機会でしかない。しかし文旦一個を食べるのに2~3日かかる。その間に剝かれた皮は乾燥していく。カビさせないためのも乾燥気味の方が良かろうと笊に広げて縁台に出しておいたから使った皮の乾燥程度は様々だ。約600gになった。
 文旦の皮には白いスポンジ状の肉がある。この量は半端なく、このまま使用すると表皮より量が大きくなるし、結果として芳香成分が減ると思えたから果物ナイフで切り放した。表皮だけ、これをザク切りにして鍋で蒸した

 レモンは1kgあったが半割で鍋に並べたら7個分しか入らなかった。状態の良い残りは絞って味わう事にする。結果として蒸留水を両方とも500ml程度集めたのだが、乾燥皮の入った文旦の芳香蒸留水の出来栄えは比較できない初回の果物なので「珍し物」程度の位置づけで、レモンの方が香り高くできたというのが小生の感想である。
 蒸留終了後に蓋を開けてみるとレモンの果肉部が萎んでいる。果汁が蒸発したせいなのだが、これにより蒸留水には濁りが入った。しかしながら金柑の時みたいに糖分が多いわけでも無く、あぶく立ってチューブに上昇する体はなかったから濁りとしては弱い。

 鍋の底にも黄色く着色した湯が残って、この方が成分が濃厚なのは一目瞭然であっても入浴剤としてテストする度胸が無くて捨てた。今にして思えば「もったいない事をした」後の祭りである・・・。

    文旦はチップ状で蒸す               ➡    レモンの果汁は蒸発

 こんな贅沢が出来るのもミカン農家Mさんが惜しげもなく放出してくれるお蔭で、自分の懐で購入する事態ならこんな事は出来ない年金世代なのだ。連休前後ではミカンの花摘み、摘花があるとの事なので、この花を大量に頂ければ新たな楽しみになる。しばらくは他人の袖にぶら下がりお慈悲を頂ける事になる見込み。こうなると「喰わねどつま楊枝」なんて気どりは要らない。花を捨てて実を獲る、いいえ身を挺して花を獲るのだ・・・。