トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クロスジギンヤンマ羽化始まった!

2020-04-15 | 小父のお隣さん
 「そろそろ羽化が始まるかな・・・」と期待を込めて行ってみた。案の定、羽化が始まっており、それも脱皮途中の個体やまだ背も割れていないヤゴまでいたのだ。既に抜け殻だけも数個見られたから数日前から羽化が始まっていたのだろう。

 時間的には午前10時頃だったから、この時間帯でヤゴ状態や脱皮途中の個体を見れるのは極めて珍しい。「ラッキー、ラッキー」ほくそ笑んでいたら、この後の水見見回りで地獄の漏水が顕在化していたのだった。宇宙のエネルギーの法則「全体の総和は零である」、ほんと間違いない。物理学の神髄はフイールドの活動でも骨身にしみるクロスジギンヤンマの初見日であった。
 あーあ、産まれるトンボもいれば消えゆく水もある。宇宙のエネルギー総和は常に零なのだ・・・。そしておいらは因果な立場で「漏水を背負って老衰していくが如し」と、かの神君徳川公も喝破しおっしゃっている。

              

クロスジギンヤンマ羽化始まった!

2020-04-15 | 小父のお隣さん
 「そろそろ羽化が始まるかな・・・」と期待を込めて行ってみた。案の定、羽化が始まっており、それも脱皮途中の個体やまだ背も割れていないヤゴまでいたのだ。既に抜け殻だけも数個見られたから数日前から羽化が始まっていたのだろう。

 時間的には午前10時頃だったから、この時間帯でヤゴ状態や脱皮途中の個体を見れるのは極めて珍しい。「ラッキー、ラッキー」ほくそ笑んでいたら、この後の水見見回りで地獄の漏水が顕在化していたのだった。宇宙のエネルギーの法則「全体の総和は零である」、ほんと間違いない。物理学の神髄はフイールドの活動でも骨身にしみるクロスジギンヤンマの初見日であった。
 あーあ、産まれるトンボもいれば消えゆく水もある。宇宙のエネルギー総和は常に零なのだ・・・。そしておいらは因果な立場で「漏水を背負って老衰していくが如し」と、かの神君徳川公も喝破しおっしゃっている。

              

ようやく断水解消

2020-04-15 | 水辺環境の保全
 週末の降水量は思ったほどでなく沢の増水はほとんど認められなかった。増水していたら、それに助けられ流路床の低下を図ろうと考え向かった先でがっかりしたのは言うまでもない。
 それでも断水解消のポンプによる強制通水作業がある。水源地に向かう途中で最低部にある排砂バルブを開き取水升から強制注水し排砂作業を実施した。そこまでの管路は下り勾配だし途中はいくつも上下しながらの管路だけれど、圧力送水で沈殿した砂泥は容易に排出されるはずである。

 今回の下り勾配部の強制通水時間は10分ほどで、徒歩でバルブ地点まで出向き濁りの無い吐水を確認した。今まではこの後一旦ポンプまで戻り停止させ再びバルブまで下って排砂バルブを閉めるという手順を踏んだが、面倒くさくてポンプ圧送状態で後半部へのバルブを開け排砂バルブを閉じる事にした。
 いままでこれを行わなかったのは圧送状態で途中のバルブ操作をすると取水升内の管内から送水チューブが脱出しはしまいかとの懸念があったからだ。それで行ったり来たりしてトラブル回避をしたけれど、面倒になってバルブの開閉をゆっくり行い「ウオーターハンマー現象」が起きないように注意すれば良いだろうと希望的観測の行為だった。結果としてチューブの脱出は生じなかったので作業時間の短縮にもつながった。

 排砂バルブを閉じ吐水口までの全管路の強制排砂、実質的には管路の後半部、上り勾配部の排砂になるけれど、ここの通水を20分行い強制排砂を終える。
 機材を片付け撤収後、フイールドの吐水口まで確認に行く。水が戻ってきたが最大吐水量の半分程度に見える。経験則で最大吐水量にまで戻るのは一晩程度必要なので流量確認は翌日回しだ。もう水が出ているだけで安心度大なり。

 排砂吐水は澄んで溢れている  ➡   集水桝までの流路床を変更   ➡   断水解消した

 翌日、いの一番に吐水量測定を実施したところ毎分24リットルと測定値が出た。最大吐水量26リットルに僅かに及ばなかったものの定常水量と言って良いだろう。水辺もようやく安心安心。