トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

早くもオタマジャクシだ!

2020-08-08 | 小父のお隣さん
 8月2日に三角池の設えを終えた。6日は水溜りが出来てから丁度17日目なので産卵し孵化する時間はあったと思うけれどオタマジャクシが三々五々ではあるものの水底に確認できた。
 ツチガエルなどは浮遊卵で9月ころまで産卵する習性らしいからオタマジャクシが居ても不思議はないのだが認めてもらった気分で何となく嬉しい。このごろヌマガエルも増えているので種の判断はつかないものの「オタマジャクシはカエルの子」の常識の通り、小生にだってカエルが立ち寄った事は分かった。

 考えてみるまでも無くカエルが立ち寄った、トンボが現れたで喜ぶようでは二度童冥利に尽きる。一方、「それが伸びるタイプです」ともなると社会関係を築けない情けない老後となってしまうが、なにせここは姥捨て山1丁目1番地だから誰も関心が無いだろう。それでいいのだ!。

                

 「やったぜ!」とばかり駐車場にいたYさんに話したらわざわざ見に来てくれた。堤の上にしゃがみこんで眺めている。自宅でメダカを飼育しているYさんなので興味がわいたのだろう。裾群落に相当する場所でもあったことで土中には植物質が大量に入っている。水底にも繊維質風で露出していて、これを食べさせるためにカワニナ10個ほどを投入しておいたのだが、それを見てYさんはトンボ池からメダカとヤゴを採集し池に放ってくれたのだ。曰く「糞を出せば微生物が増える」。ちょっと意外だった一言。
 既にヤゴが入ってしまったから外されたコエビも「入れて」と頼んだら快く引き受けてくれた。これでしばしば堤の上で一服しながら水面を眺めるYさんが出現するはずになったのだ。トンボより先に・・・。