トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蜂満総社建立5「蜂の巣壁」

2020-08-21 | 何よりの楽しみ
 当初は4本の柱に穴を開けるつもりだった。これなら資材を「使い切る」に等しくなる。アイデアも秀逸と思えたけれどヒノキ三寸角1mの柱4本を拠点から下ろして自宅で穴開けして持ってくるなんて、この暑さの中では行いたくない。数多くの巣穴を開けるのに手持ちの電動ドリルでは穴の角度がバラバラになる。ここはしっかりと穴開けしておきたい。目立つ部分でもあるし小生の美的感覚が「そうしろ!」と煩いのだった。

 結局は柱材に穴開けするのは変わらないものの、総社側面の壁に当たる部分に穴開けした柱材を組み込んで作る事にしたのだ。穴の数は少なくなるものの、持ち帰りも加工も楽になる。
 穴開けは貫通しないギリギリまで穿ちたいのだが、ドリルスタンドのストロークが足らない。最後は手持ちドリルで深さを足そうと考えたがストッパーが使えず勘やドリルの目印に頼る加工になる。最終的には加工の精度を考慮して危ない橋を渡った。

 まずはドリルスタンドで回転しているドリルを材の穴に下げ入れる。そのまま材を持ち上げその下に下駄を履かせストロークの不足分を補ったのだ。ドリル回転中に材を持ち上げるのはタブーであるけれど、無回転だと挿入しにくく「リスク回避」なんて選択は汗だけが噴き出て、「危険は承知の上での加工」で慎重に事を運んで事なきを得た。
 危ない橋を渡り、手間暇かかったものの必要な穴を数と深さで満足できたし祝着至極であったわい。まあ、危ないと判断できても選択せざるを得ない局面などいくらでもあるのが人生だ。

          

               

こんなところにセイボウが…

2020-08-21 | 小父のお隣さん
 実際には一匹だけでなく3匹飛んでいた。セイボウが複数飛翔している場面などそうそう当たる訳も無い。時折、蜂を見に来るNさんをトンボ池に案内してタイミングよくミソハギにいたセイボウを教えて、工作のために拠点へ上がろうとしていた原っぱ部で出会ったのだ。
 花も小さく蜜源としては不足のように思える植物だったが名前が判らない。結構、群生していて、だからこそ3匹も集まったのだろう。花が小さいから訪問時間はわずかで撮影しにくい。それでも1枚はアップできる状態に近い。「青色の蜂」と分かるだろう。

           

 正式名称は「ルリモンハナバチ」で良いのか「ナミルリモンハナバチ」なのか、両者の相違点はどうか、などなど難しい事は避け、単に「セイボウ」が小生好みだ。「幸せを呼ぶ蜂」とも言って客誘致のキャッチコピーに使っている向きも見られるが、強いて言えば「客致小Bee」だなあ。