トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蜂満総社建立11「散逸を防ぐ網」

2020-08-27 | 何よりの楽しみ
 パーツも詰め物も揃った。ここまでくると「落成神事」も考えておかねば、と言う気分にもなる。それはともかく中心になる4区画に詰めた資材が散逸しないように網が必要だ。庭先に設置するならともかく山荒師諸氏の跋扈するフイールドなので何を仕掛けてくるのか留意しておく必要がある。一番怖いのは「付け火」だが全て耐火材で賄うのは不可能で、二番手は詰め物を抜き出される事だ。これは老若男女ありうる行為で環境破壊教育NPO御一行様が最初に浮かぶ予想加害者である。

 現実的に泥水地軟弱構造の踏み付け破壊、林床や泥水地の過剰踏圧植生破壊、はてまた植え付けた幼木の支柱や苗木そのものの抜き取りなどがオンパレードだったのだ。この幼木の被害は池の凍結期に集中し、池に降りる算段で法面の植栽や支柱を手掛かりにしてくれたのである。
 これら不都合な真実を度々指摘しても何の反応も無く、あろうことかある会合で「うるさい事ばかり言う」と言う話を聞いてからは「お隣さん」としての関係は断たせてもらったしロープを張ったり「入るな!」と注意したりで利用は減ったものの気配りは必要だ。一時期、遠ざかっていたが「だるまさん転んだ」をやって元に戻った実績がある。
 小生的には「エセNPO」とか「エゴNPO」などと表現して、板挟みでかわいそうな連絡担当者に伝えた。きっと「エーッゴロ爺が!」と言われていることだろうが、わたくしとしましては「エーッ、エロ爺が!」と言われるよりはいい。

 それはともかく網を張らねばと考えた時点が遅かった。バーベキューの焼き網を使えばステップルで止めるだけで済むのに、そこまで考えずに寸法を決めてしまったから焼き網は使えず、10年も前にカブトムシの養殖槽に張るつもりだった金網が転がったままであるので使う事にした。これだと枠兼止め板で押さえなければならず板材と手間が必要だが焼き網のように新品購入は必要が無いものの、巾木は4m購入することになった。

 ところがである。金網を切り出す前に念のためバーベキューの焼き網、これは燻製炉で使っていたものだが当ててみたらほぼぴったしだった。これだと額縁加工が必要なくステップルだけで止められる。で、結局はこれにして、金網はまたのご利用お待ちしております、になってしまった。まあ、毎度おなじみのやっつけ仕事である。
 今回の「ちょいと拝借」で燻製炉は「使わない」気分大に傾いている。これ「持ってけ泥棒!」に近いが自費製作品で数年に一度程度の使用だし宗旨替えも悪くはない。使ってこそが物に価値を生じさせるのだ。
           

レモングラスの芳香蒸留水

2020-08-27 | 何よりの楽しみ
 特に使う当ても無いけれど猛暑のせいで戸を全て開け払って家にいても暑いのは暑いし、暇だと一層、暑さが募る。網戸のない勝手口の戸は全開にして蚊取り線香を添える。これで風通しと蚊通せんぼが出来る。

 この暑さでレモングラスも繁茂しすぎて蒸れそうなので隙刈りして健康に保ちたい。紅茶に入れるにしても一葉必要は無いしトムヤンクンだかに使うほどの趣味は持っていない。時間つぶしに蒸留鍋一杯に刻んだ葉を入れてちゃっちゃっと300㏄採集した。前述したように茶には使わないしチャットもしない、単なる庭でススキのようにのさばっているグラスなのだった。

 最初の100㏄は白濁した。二本目、三本目と白濁ぶりが薄まったのだが、いまだに理由が判明しない。最初、白濁していてもしばらくすると透明になった芳香蒸留水もあるからだ。手の甲に時折は滴下させ香りの状態を嗅ぐ。夕食の時間になっても香りが残っていて、香しいのか暑苦しいのか、よくわからぬ顛末になった。まあ、レモンの香りよりミカンの香りの方が豊かに感じるし、ヤマハッカの方がこのクソ暑いときにはミント系より爽やかに思われる。

 材料を用意 ➡  1本目は白濁 ➡  蒸留カス ➡