トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蜂満総社建立4「二重の床と天井」

2020-08-20 | 何よりの楽しみ
 製作過程でしばしば仕様が変わる。手元にある廃材だけでなんとかつじつま合わせをするような格好なのだ。用材が無ければ変更已む無しだしあればあったで暴走気味になっていく。今回も床と天井に使うベニアを切り出して余裕がありそうなのが見えてきた。切れ端で小箱で用意するつもりだった越冬室を二重の天井と床にして組み込んだ。
 少年の頃、早春に雨戸袋から塵取りで掬い上げるほどのテントウムシが出てきた事があった。もう一回は中年になって近在の日帰り温泉に行った時、室内に大量のテントウムシが壁やガラスにいて模様の違いを楽しんだ事もあり、テントウムシ様にお休み処を用意する気になった。
 とは言え、テントウムシが入るかどうかは相手次第、嫌なサシガメが集団で入る可能性もあるものの、それはもう自分で決める事ではなく環境に委ねるだけなのだ。

 横に組んだ垂木の上下に板張りをし空間を確保しても少々薄いような感じだったから巾木を重ね厚みを足した。出入り口はこの巾木にスリットとして作った。
 さっそくねじ止めし完成したと思ったのも束の間、天井と床の間の仕切りを加えるのに固定が必要だった。二重の床材と天井材を固定してしまっては中央立壁板の固定が出来ない。結局はねじ止めを外し、取り付けの手順を再暗算である。「ああして、こうして・・・」と設計図も無く度々仕様が変わってしまう工作は効率的ではないが、まあ、それも楽しみのひとつだ。

 それにしても暑い日が続き作業開始前から「大汗ボロボロ」したたり落ちて着衣は濡れてくるし顔面は水を被った感がする。熱中症予防のため麦茶に梅干しと摘果蜜柑ジュースを少々入れたのをチビチビ飲みながら頭部に密着するように装着したタオルには乾燥しない前に霧吹きして連続冷却しつつ乗り越える。つ、も、り。

              
 写真は二重床を下側の板を外して見ている。中に入れるのは小枝にしようか迷ったのだが軽く耐久性のある棕櫚の繊維にしてみた。びっしりは詰めず軽く「フワッ」とした入れ方だ。左上、巾木を削り取った部分が出入り口になる。柱と底板の切込み部に5ミリ程度のの隙間があるので出入口は設置は必要ないと思いつつ「おもてなし」ウエルカムの気持ちだ。

今日のトンボ「マルタンヤンマの産卵続く」

2020-08-20 | 小父のお隣さん
 チョウトンボ「再見!」の希望的観測で水見回りをしているのだが無しのつぶてである。そんなところにまたもやマルタンヤンマが産卵していた。それも同じ泥水池4のヒシの上でである。
 ところが丁度木漏れ日が当たる範囲なので視認しにくい。モニターを見ていても良く分からないしズームにするから画像は揺れまくっている。それでも何枚か撮影し、比較的見られる写真だけをアップした。この頃、マルタンヤンマなど珍しくも無くなって、どちらかと言うとオニヤンマの方が撮影できていない。追視だけで終わる出会いがほとんどなのだった。だから美女なのかイケメンなのか分かるはずも無く、マルタンヤンマのいる池面も判然としない。小生の脳細胞はかなり減少したようだ。

 「エネルギー一定の法則」に従えばマルタンヤンマもヤブヤンマも増えたのだから脳細胞は減ってバランスが取れている、となるのだろう。まあ、趣旨からいってもそれで良いのだ!。この自然な成り行き・・・。