トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

第二トンボ池カサスゲ抜去

2020-10-22 | 水辺環境の保全
 第二トンボ池のカサスゲも侵出著しい。このまま春を迎えると根茎は更に強固に根を張って抜去しにくくなる事、請け合いなのだった。一掃すれば除草の手間暇は大幅に軽減するものの「トンボの羽化台」としては恰好の植物だし、動けるうちは「抑制的植物」として維持管理していくしかない。この作業が出来なくなれば水域環境は乾燥化していくのと変わらないし現実はそうなるだろう。
 
 抜去するにあたり念のためにスコップも携行したが杖代わりになっただけで「ウントコショ、ドッコイショ」で抜き切った。涼しくなっても汗をかく作業で、だからといって腕まくりなどしたら皮膚は細かい傷だらけになる。入浴するのにまた苦労しなくてはならない。
 それよりも「危ないなあ」と思えるのは鼠径ヘルニアの手術跡である。抜去作業や曳き馬作業後はシクシクする傾向があるから油断はできない。そう感じていても避けて通れず「これがお爺の生きる道」なんちゃって・・・泣き所。

               ➡   

               術痕をさすり仰げばうろこ雲

今日のトンボ「着色の翅」

2020-10-22 | 小父のお隣さん
 水見回り中に見つけた。マユタテアカネと思ってみたのだが翅が何となく着色しているように見えた。うらぶれた個体かと思いきや、結構新鮮な身体風情だった。
 縁紋も赤く幅があるように写真では思えるが、顔面が見えないから小生ではマユタテアカネかどうかも分からんのである。マユタテアカネにも赤い縁紋や翅端斑の出る個体があるのは承知でも薄い着色した翅はさて、誰だろう。まあ、どうでも良いのであるが暇つぶし。
 これとは別に上の池で見たトンボ、初めはミルンヤンマと思っていたのだが池を大きく旋回中に近寄ってくる体長はそれでは無くやや小さめだ。ハネビロエゾドンボかと思ったがシルエットを確認できず、デジカメをスポーツモードに切り替え中に見失ってしまった。シーズン中は撮影も出来ず確認の手立てもないまま終わってしまう個体に何回か遭遇する。いつも「未観測種?」あるいは「貴重種?」の欲望渦巻くのだがあえなく終わるのが、我が日常であり日々というものであった・・・。