トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

頭骨玩具を作ってみる 1

2020-10-16 | 何よりの楽しみ
 孫が「恐竜博士」になる決心をしたのだとか…、お爺に出来る事はそんなにないが玩具くらいは与えられる。そこで意を決して頭骨モデルをプレゼントする事にした。単なる飾り物程度の出来栄えになるのだろうが口の開閉を可能にすれば御宝入れにも使えるだろう。
 てなもんや三度笠、の結果、4寸角のヒノキ材では小さすぎるし、何より彫り出すのに苦労する。ドリルとノミと切り出しナイフ程度では本格的な彫り込みは難しい。そこで思いついたのが軟らかい材が欲しい時もあろうかと、拠点道具小屋に晒しておいたヤナギの倒木から採った材を使う事にした。乾燥した材質は桐材に似た感じがし掘りやすいだろうし軽いのだ。まあ、強度的には劣るだろうがバルサ材ほど軟らかくはないから飾り物としての材とすれば、ストックしてある中では秀逸だ。兎にも角にも、この材しかないのだった。

 それなりに迫力も欲しかったからA4サイズの用紙に収まる寸法を考えて材を取り線引きし、鋸で大まかに切り取ってからサンダーで曲面を出した。頭骨の穴はドリルで開け広げ、内側の空間を削る手間を少しばかり減らす。
 内側もドリルで穴を穿ち鋸とノミで広げ、最終的にはジスクグラインダーとやすりで仕上げた。デッサンだけからの加工なので出来栄えはさほどでもないけれど、仕上がりまでには修正を加えつつ「それらしく」見える様にはしたいものだ。

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