長らくモリアオガエルと思っていたカエルはシュレーゲルアオガエルだった。シュレーゲルアオガエルは繁殖期に土中で盛んに鳴くけれど姿を見せない。これが年中そうだと思ってもいたし、記憶でも何かの本にあったからと「目玉が金色はシュレーゲル」と疑わなかった。だから水見回りで草本の上にいるアオガエルは「モリアオガエル」で済ませていたのだった。
それがつい最近にS先生と3人でアオガエルを見た時に判断が異なり、主張はしてみたものの帰宅しネット検索したらシュレーゲルアオガエルだった。モリアオガエルは金色でなく「赤い目玉」だった。誤った理解を抱えていても小生のように他人に伝える事はまずない環境下では訂正する機会も発生しない事になる。まあ、「井の中の蛙大海を知らず」と言うより「意の中の誤解、正解を知らず」てなもんや三度笠…。
写真のカエルはカサスゲ抜去除草中に葉上にいた個体だ。10月も後半になってお目に掛かれるとは思っても居なかったものの、まだツチガエルやヌマガエルは飛び出してくるから越冬準備には早いのだろう。

たまたま読んだ「絵でわかる生態系のしくみ」鷲谷いづみ著、講談社の「カエルの受難」という内容に「皮膚が露出しているため、汚染物質や紫外線などの感受性が特に高い動物です。世代時間も短いカエルには、全般的な環境悪化の影響が、哺乳類や鳥類より先んじて現れていると解釈することが出来ます。つまり、カエルの受難は、私たちヒトも含めて、広く地球上の生物が被る環境悪化の深刻な前触れとみることもできるのです」云々とあった。
小生、そこまで考えた事など無いけれど、今のところ微視的ではあるものの我がフイールドは超短期的には大丈夫⁉。
それがつい最近にS先生と3人でアオガエルを見た時に判断が異なり、主張はしてみたものの帰宅しネット検索したらシュレーゲルアオガエルだった。モリアオガエルは金色でなく「赤い目玉」だった。誤った理解を抱えていても小生のように他人に伝える事はまずない環境下では訂正する機会も発生しない事になる。まあ、「井の中の蛙大海を知らず」と言うより「意の中の誤解、正解を知らず」てなもんや三度笠…。
写真のカエルはカサスゲ抜去除草中に葉上にいた個体だ。10月も後半になってお目に掛かれるとは思っても居なかったものの、まだツチガエルやヌマガエルは飛び出してくるから越冬準備には早いのだろう。

たまたま読んだ「絵でわかる生態系のしくみ」鷲谷いづみ著、講談社の「カエルの受難」という内容に「皮膚が露出しているため、汚染物質や紫外線などの感受性が特に高い動物です。世代時間も短いカエルには、全般的な環境悪化の影響が、哺乳類や鳥類より先んじて現れていると解釈することが出来ます。つまり、カエルの受難は、私たちヒトも含めて、広く地球上の生物が被る環境悪化の深刻な前触れとみることもできるのです」云々とあった。
小生、そこまで考えた事など無いけれど、今のところ微視的ではあるものの我がフイールドは超短期的には大丈夫⁉。