トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

棚田の稲刈り終わる

2020-10-13 | 今日は真面目に
 地区のボーイスカウトの体験活動にと棚田での田植えと稲刈りを実施して10年目くらいには達したはずだ。台風で1日遅らせたイベント「稲刈り」だったが、隣り沢からの送水が止まりそうになってしまったから急遽小生は独り抜け送水復旧作業で参加しなかった。

 例年通りの参加人数でも会友の参加人数は減ってきた。加齢高齢化退会が主な理由だけれど、団体世話人も田植え・稲刈りになれてきたから会友が参加しても見守るだけで済む傾向が顕著になっている。
 それでも稲束を車道に運び軽トラックで拠点駐車場まで移動させ干し架に掛けるには会の協力がいる。今回小生は「ハザ掛け」で一端を担った。
 例年より稲束が少なく稲架の長さは同じなのに隙間が出来ている。そこで詰まったところを抜き間隔を広げ風通しを良くする。こんな気遣いは百姓育ちの小生でなければ誰も行わないひと手間だ。クワの大樹を除伐したことで日当たりが良好、翌日には稲束の濡れ感が消えて稲藁の良い色が出始めた。

大物が目立つニホンアカガエル

2020-10-13 | 小父のお隣さん
 水域周辺でニホンアカガエルの姿が多くみられるようになった。越冬場所を探しているのだろうと思いつつ、その端正な顔立ちには見とれる事しばしばなのだった。少年時代、郷里にもアカガエルは普通にいたのだがニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのか、そもそも複数種が存在するなんて知識も無かったから「アカガエル」で済んでいた。
 田んぼの雪解けの頃、卵塊は普通に見ていたが「カエルの卵」であって、種などは考えた事も無い。

 当地に住み始め水域を設えて再びアカガエルにお目見えしたものの少年時代の延長でしかないので判別も出来ないままで、ようやく体側線の形で見分けがつくようになったのである。この日みた複数のアカガエルは大物で体長80mmから100mm近くまであるような大型が出ていた。さすがにこのサイズになるとどっしりした雰囲気で撮影するために周辺をうろついても微動だにしない。私見だが浮世絵の役者か美人画の顔立ちに見える。まあ、「耄碌したね」と言われても反論はない。
 さて、このどっしりとした見栄、蛇でもないし猪でもないと気を許しているのかもしれないと思いつつ、来春の卵塊は30超えを皮算用していた小生だった。