今期は特に酷く、既に棚田の周りは耕起されて草も生えていない。それだけならまだしもで、上端面や水際の肩部まで崩し広げるから水面の高さと同等に成り下がってしまった。降雨で出水すれば越流しかねず、これによる浸食は結構、被害甚大になる。補修する土砂を採取する場所もないフイールドなので越流破壊は何が何でも避けないと小生の体力では維持できなくなる。いわゆる「小事は大事」なのだ。
てなもんや三度笠、で凍結前に泥土だけれど補修した。前述のごとく用土が無いから棚田の泥土を浚って盛り上げ乾燥させるだけだ。晴天が続くこの時期にやっておくべき作業でもある。本来は田圃の泥土を掘り取るなど行いたくは無いけれどやむを得ない。そうでもしなければフイールドは病んでしまうだろう。
水際線に多く生えていたミゾソバ類は茎が長く倒れ気味でこの根土ごと絨毯のように捲って田んぼに落とすので高さの減りも堤の痩せも早いのだ。これをそのまま引き上げても植物質の多い体積なので結局は腐食し威之志士様が掘り返すことになる。捲られた根土と葉茎は鎌で分離させ排除しないと更に誘引する要因になる。
泥土を浚うよりこの処理に手間暇時間を要し、作業範囲や見た目の量より作業量は多いのだった。泥盛りした当初は足跡も付けないが乾燥するに従い足跡を付けるようになり、最後は掘り起こし崩してしまうのがお約束でもある。それを少しでも遅くするために忌避剤としての効果は数日間だけなものの竹酢液を散布しよう。絶える事のないイタチごっこ、いいえ威野志士ごっこでは、自らの精神衛生を図るための鬱憤忌避剤でもある。
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てなもんや三度笠、で凍結前に泥土だけれど補修した。前述のごとく用土が無いから棚田の泥土を浚って盛り上げ乾燥させるだけだ。晴天が続くこの時期にやっておくべき作業でもある。本来は田圃の泥土を掘り取るなど行いたくは無いけれどやむを得ない。そうでもしなければフイールドは病んでしまうだろう。
水際線に多く生えていたミゾソバ類は茎が長く倒れ気味でこの根土ごと絨毯のように捲って田んぼに落とすので高さの減りも堤の痩せも早いのだ。これをそのまま引き上げても植物質の多い体積なので結局は腐食し威之志士様が掘り返すことになる。捲られた根土と葉茎は鎌で分離させ排除しないと更に誘引する要因になる。
泥土を浚うよりこの処理に手間暇時間を要し、作業範囲や見た目の量より作業量は多いのだった。泥盛りした当初は足跡も付けないが乾燥するに従い足跡を付けるようになり、最後は掘り起こし崩してしまうのがお約束でもある。それを少しでも遅くするために忌避剤としての効果は数日間だけなものの竹酢液を散布しよう。絶える事のないイタチごっこ、いいえ威野志士ごっこでは、自らの精神衛生を図るための鬱憤忌避剤でもある。

