トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「手乗りトンボは久しぶり!」

2020-10-26 | 小父のお隣さん
 降霜頃から急速に寒くなって既に最低気温一桁を記録した。水見回りでは気温が低いのを嫌というほど思ってしまうが、あの先日までの猛暑は嘘のような日々になったのだった。
 フイールドのトンボもその種を急激に減らしてシオカラトンボでさえ姿が無い。ハネビロエゾトンボやミルンヤンマらしい飛翔体を降霜後に視認しているのだが、もちろん判定は無理だ。これからの注目は生き残りをかけ、どの種が12月まで到達するかと言うような塩梅だけれど、既に東西の両横綱、マユタテアカネとオオアオイトトンボしか姿が無い。

 気温が下がれば早朝の水見回りでトンボの視認は無く、暖かさを感じる10時過ぎくらいから姿を見せるが、繁殖行動は行っても概ね日向ぼっこが多くなる。そんな時に佇んだりしゃがみこんだりしていると一旦は舞い上がったトンボが戻ってきて日当たりのよい小生の体に止まる機会が増える。トンボ最盛期でもある機会だけれど、この場合は「温もり」よりも「止まり場所」でしかない。
 見慣れたトンボでも、しげしげとゲジゲジ白髪眉を寄せて見つめると結構かわいいのだ。まあ、孫代わり…。写真のトンボではなかったが人指し指えを立て待ってみたらスルーされた。すぐ中指を立ててやったわい。去るトンボは追わずである。

            

                 秋寒や温もり得るは肌が良い


水桶の更新

2020-10-26 | 今日は真面目に
 フイールド駐車場蛇口下に設えた水桶、流し台みたいなもんだけれど砥石を使う時や泥長靴や道具を洗う時には重宝する。無くても構わないがあった方が断然便利な一品なのだ。最初に設えたテーダ松材の物は腐食が進み交換時期になっていた。取り換えたくても用材が無い。ある程度の大径材でないと使えない。ステンレス製の研ぎ台が手ごろな値段でホームセンターにあるものの、そんなものを置いておけば数日経ずに持ち去られてしまう事、間違いなしなのだ。

 今回、大径木を伐採し半割して渡しに使いたくて傾斜木を倒した。胸高直径40cmほどで年輪を数えたら55あった。木元の50cmほどを用いて桶にしてみた。今回はヒノキなのでテーダ松製より長持ちするだろう。恐らく小生がフイールドで活動するより長持ちするはずだ。

 伐採したヒノキ材は思っていたより太かったから半割丸太橋と泥水池の傾斜水路の水樋に加工しよう。丸太を段々に敷設した現行の落ち口よりは維持管理が楽になるかもしれない。

         太い木元で材をとる    ➡    交換した