トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

こんなところに何でいる…

2021-06-02 | 小父のお隣さん
 コロナ禍でなくても旅行にはお出かけ出来ない年金生活高齢者である。そういう弱者を詐欺行為で金子をかすめ盗る輩は市中引き回しの上、はりつけ蚊取り線香燻しが相応しい。悪い芽は早期に摘み取るのが社会安定化の方策である。とは言え国のお偉いさんから「平気で嘘つく泥棒の始まり国家」では下々には寄る辺さえないのだ。
 それはともかく「何で?」とこの歳になっても思わせる生物が後を絶たない。季節になると現れるカゲロウの羽化場所もその一つで、一階の網戸ならまだ理解可能なのだが、まま二階の網戸で羽化する個体がいるのだ。幼虫が棲める水中は庭の池以外には無く、そこから移動して来る距離感は絶望的に思える。少年時代の郷里では大発生して家の前の道路上で群れ飛ぶ姿はホタルやトンボの群れに同じく壮観だった。呼び方は「フイフイ」と言っていたように記憶するが定かではなくなった。

 これから10月ころまで発生が続くジャコウアゲハの蛹、お菊虫は「人工物が好み」とかで、今回は何を血迷ったのかグリーンカーテン用のネットで蛹化してしまった。それこそ「どこで蛹化しようとお菊の勝手でしょ!」なんだねぇ。そればかりか「あんらまあ!」とお姉言葉になってしまった蚊やりの取手で蛹化した個体、もうどっちもどっちでグリーンカーテン用のネットは使えないし、それよりも庭での蚊取り線香が使えない。蛹化した下で蚊取り線香では燻製も同然だろう。ホント、何でそうするのっ!。本件の生死や羽化には責任もてなーい。

 しかしなんだ、一生命体としては若い段階だからアドレナリンの放出が盛んで、ついつい冒険をしてしまう若さの特権と考えれば少しは歩み寄れる。小生の若きみぎり、行った行動は今ならとても考えられないし腰が引ける。何も考えていなかったとも言えるけれど「青年は荒野を目指す!」なんてのは昨今健在なのだろうか。あるとしてもゲームモニターの中か、せいぜい路上飲酒かの程度かも・・・。