トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

大型のチョウはノアザミが好き⁉

2021-06-07 | 小父のお隣さん
 ノアザミの花の盛りも山を越え大冠毛を飛ばし始めた。それに先立って採種し箱蒔きとトンボ池横の枠内に直播した。自宅でトレイに蒔いたのは既に発芽しているが枠内に直播したのは6月末ごろの発芽となるだろう。
 アザミ類では真っ先に開花するノアザミなのだがアゲハチョウの類が好んで飛来する。スジグロシロチョウなども個体数は多いけれど吸蜜するのは見たことが無かった。それが今回はキアゲハとスジグロシロチョウのツーショットだったからカメラを向けたのだが、その時にはスジグロシロチョウは宙に舞っていて撮影できなかった。まあ、「マーフイの法則」通りだと言えばその通りなのだがホント、ハラグロシロチョウであったわい。

 恥を忍んで申せば小生、未だナミアゲハとキアゲハの区別がつかない。これって認知機能障害の始まりかも・・・。

   

ありがとう!の具現化 2

2021-06-07 | 何よりの楽しみ
 今回も厄介物に手を出してしまった。もとより設計図や出来上がり完成図もない作り方なので紆余曲折変更廃棄は当たり前のすこぶる非能率的かつ超アナグロ的手法である。それでも「父祖の代からSなのだ!」と言う自負よりも経過途中での須田紋太で頭頂部脱毛促進行為の苦労も面白い。まあ、実現出来なかった夢は多々あるけれど、身近の玩具で代用・代償しているのかもしれん。

 本体のバランスは材に製図していた時には思いもしなかったもののピースを繋ぎ合わせるといささか長すぎる。そこで2ピースを抜いて許容範囲となった。この節列で可動範囲の仕上げを行ったのだが中央部のピースに貫通させる軸穴の余裕が無くなった。各々のピースには関節軸との間に貫通軸を通す事が出来る寸法は用意してあったものの動きの調整や外観の削り込み等でドリルを入れ難くなってしまったのだ。関節軸の一カ所を貫通させ共用する案も有るのだが軸棒を太く出来る肉幅が無い。
 結局は新たに貫通軸を通すピースを作らねばならなくなったのだが、ここでも分かれ道が待っていた。独立した貫通軸を通すと新たな節は長めになるし、関節軸を共用すると新たな節は二個用意しなければならない。結果、1個で済む形にしたのだった。

 各節を繋げ動きの様子を観察中に、今度は頭部のデザインが気になって、ここも作り直したのだ。既に同じ材は無いので作り直した頭部と節は2枚張り合わせで間に合わせたのである。仕上げに荏胡麻油塗装だと質感が異なるのは一目瞭然であるけれど、ここは「はらぺこあおむし」で彩色仕上げをするので材の違いは分からない。
 最初からの材はスギの古材で割れもあり割れやすいからボンド溶液2回塗布吸収させ割れや破断防止処置をしたのだが、この表面を仕上げで削る時の感触はプラスチック材の感触に近くなった。まあ、考えてみれば木質系樹脂材風に化けさせたのは手前である。

 写真をつらつら眺めていて気が付いた。以前、蛇を製作した時に一本材からのピース取りではなく薄板3枚合わせでピースを作った事がある。このヘビは各ピース間の隙間も目立たずそれらしく見えたのだった。今回気が付いた事は薄板3枚貼りのピースでも全て同じ形状で出来そうだという事。位置がずれないようにホゾを入れなばならないものの仕上げが楽なような気がしてきた。こうなるとどうにも止まらない・・・。